外伝後編 ラミディア散る?
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「これにより、次期皇帝は、私、ラインハルト・フォン・ゴールデンバウムだ。」
「グリューネワルト伯爵夫人についての、恨みはないのですが?」
「皇帝陛下は、姉上を孫だと知り、大事に守ってくれていたのだ、とんだ逆恨みだった」
「オーベルシュタイン准将、卿は私がイレギュラーだと言ったが、どう言うことですか?」
「言うことのままですが」
「卿が、私と同じと言うことですか?」
「いいえ私ではありません」
「今回の、立役者を、お呼びしよう」
扉を開けて入って来たのは
「卿はヤン ウェンリー」
「やはり、私を、ご存知でしたか」
「ヤン ウェンリー卿が私と同じか」
「いえ 私じゃありません」
「僕が転生者ですよ。」
ヤンの後ろから声がする。
「卿は、ユリアン ミンツ 」
「ご存じですよね、転生者さん」
「僕は、ヤン提督の大フアンです、その提督を危険にさらす方は、許せなかった」
小さめな声で。
「あまりいじられると、カリンと会えなくなるじゃないですか!」
本音が出たか。
「僕が、転生後、ヤン提督を訪ねて、時間はかかりましたが、納得して貰ったのです」
「それでか、第四次ティアマト会戦の変化は」
「最初は、あなたが居るかは、あやふやだったのですよ、けどアスターテで、解ったんですよ、転生者が、ラミディア・フォン・ローエングラムだということを、それから、ヤン提督と共に、シトレ本部長達を巻き込んで、クーデターをしたんです、ブロンズ中将からオーベルシュタイン准将へ連絡し、今回の計略を立てたんです」
「ミューゼル大将、よくその話を信じましたね?」
「最初は半信半疑だった、しかし調べれば調べるほど、真実が見えてきたので、信じたのだ」
「で、皇帝になった後、宇宙を統一するのですか?」
「身の程を知ったからな、半分は、ユリアン・ミンツ達が、支配する権利があるだろう」
「劣悪遺伝子排除法も廃止される、不妊治療も同盟からもたらせる」
「もうお喋りはいいだろう、さらば、異邦人よ」
まぶしい光と共に、意識が無くなっていった。
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まだまだ、続きます。
次回 銀河英雄伝説〜門閥貴族・・・だが貧乏! 第三話 ラミディア夢の痕 赤字の家計簿がまた一ページ
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