『雪解け』
[8]前話 [2]次話
いつから其処に居るのか、いつ迄此処に居たのか、誰も知り得ないことなんだろう。
話しても良いかな?一方的に話すから。君は何も言わなくて良いから。名前も過去も何も聞いたりしないから。ただ側にいて話を聞いてくれないかな?
僕の居場所、何処に在るんだろう。一緒に居たい誰かも居ない。温もりなんてものも知らない。ずっと独りだから...。
醜い心の時でも、白く綺麗に染まる景色。降り積もってく雪を眺め、想う。憎たらしい、汚したいと。
こんな醜い焔、君はすぐに溶かしてしまうんだろう。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ