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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0141話『ドーバー海峡沖海戦・前哨戦その1』
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一緒にビーチバレーをしていたらいやらしい目で私達を見てきた男たちがナンパというのかしら……? まぁ、そんな事をしてきたのよ。でもいつもお世話になっている町内会の皆さんに助けてもらったから安心したわね」
「ホントーに感謝デスネー!」

結局昨日は金剛はおとなしくみんなのもとへと戻っていったけどそんな事があったのか。

「それは災難だったなビスマルクに金剛。まぁ町内会の皆さんには後で感謝の言葉を贈っておくとするか」
「そうしてもらえるとありがたいわね」
「ああ。それで他にはないか……?」

それでメンバーのみんなに各々聞いていくけど特に大事なことは無かったという。
それなら安心かな……?
だから私は本題に入ろうと思って口を開いた。

「それじゃほのぼのとした話はそろそろ終わりにして、本題に入るとするか」
「待っていたわ!」
「イエス!」

戦艦の二人が一早く反応を示した。
気力もばっちしだしやる気も十分なのだろうな。

「提督ー! 対空に関してはあたしと照月に任しておきな!」
「はい! 頑張ります!」

対空メンバーの二人も気合が入っているな。
だけど、

「対空もだけど、今回はギミック解除のために阿武隈達対潜チームが要になってくる。話によると今回の最終エリアは今回の各海域での今までのボスが大体出没してくるらしいからな」

潜水新棲姫や空母夏姫、港湾夏姫、戦艦夏姫といった姫級がぞろぞろと道中に配置されているらしい。
だから丙作戦でも苦労をするだろうという話をみんなにすると、

「望むところじゃん! 最終海域なんだからそれくらいしないと手応えないからね!」
「朝霜、一応言っておくけど……」
「あんだよ?」
「各地の提督は丙作戦ですら結構な悲鳴を上げていると言う。だから舐めてかからずに本気で頼むぞ?」
「そんな事か。だったらなおの事あたい達に任せておきなよ!」

朝霜はそれで胸を叩く。頼もしいやらなんやらだな。

「わかった。それじゃまずは羅針盤のギミック解除のために潜水新棲姫が出没するエリアへと赴いてそれを撃破してくれ」
「「「了解」」」

そして一同は出撃していった。
していったんだけど上方のエリアの潜水新棲姫はなんなく倒すことができたという報告を受けるが、もう片方の下方のエリアへと羅針盤妖精さんが調子が悪いらしくて行かずに苦労しているという。

『提督ー……また上方の方に行っちゃったよー』
『提督? 少しばかり編成を変えた方がいいんじゃないですか……?』

北上と大井からそんな相談を受けるけど、

「そうなんだけどまた鎮守府までわざわざ帰って来て編成の見直しをするのは時間を押している事も関係して厳しいと思う。だから中継基地に一旦戻って羅針盤の調子が良くなることを
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