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KANON 終わらない悪夢
61複数の妊娠検査薬(陽性)を突きつけられる祐一クン
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い、満面の笑みで「私、お母さんになりました、もちろん祐一さんの子ですよ」とニッコリされた。
「「「あ?」」」
 秋子様ご懐妊に驚かされる名雪、美汐、祐一。
 純ケツの妖狐同士だったのか、秋子の体内で突貫工事が行われ、わずか一日で着床して、尿検査すると妊娠妖精?反応が出てしまった。
 初産は、ドッグイヤー変換でも14,5歳ぐらいで名雪を妊娠して出産した秋子。間が17年ほど空いてしまったが、純血の妖狐の子を妊娠したので、ヒト成長ホルモンならぬ妖狐成長ホルモンで、母体が適正年齢まで若返らされる。
 何なら「娘より若返って、マコピーぐらいになってやる」と野望を滾らせていた秋子ちゃん。
「だお〜」
 昨日は実の母親に恋人を寝取られ、自分が母親のクローン体で有るのも告げられて、絶望のズンドコに叩き落された名雪さんも、妹か弟が増えると思って何故か喜んだ。
 自分のお腹の中にも、舞お姉様とゆういち(天使の人形)の子がいるので、早速反応が出ないか考えた。
「おかあさん、それまだある?」
「ええ、トイレに沢山ありますよ(ニヤリ)」
 秋子ちゃん牧場計画が順調に進んでいるので、妖狐の子をひたすら増やすつもりの妖狐のメスはニヤリと笑った。
 すぐさま名雪と美汐がトイレにすっ飛んで行って、二人共妊娠検査薬に尿を掛けて戻って来た。
「ゆういち〜〜」
「ゆうく〜〜ん」
 二人共、満面の笑顔で悪魔の微笑みを送ってきた。両方陽性である。
「うそ〜〜〜ん」
 秋子、名雪、美汐、栞、香里、佐祐理(一弥)を妊娠させ、昨日子宝に恵まれていないのは舞とマコピー程度。
 舞は女性でありながら名雪を妊娠させる荒業を使ったので、多分名雪は母親違いの双子を出産する。
 ほぼ普通の人類である栞と香里は狐の子を5、6匹孕まされていて、月宮一行とかも多分狐の子、真琴(本物)は不明、美汐はクォーターなので人間形状で一人だけ妊娠。
 本日ヤって中出してしまったヤンキー女、眼鏡地味子さん、教頭の孫、委員長(天使の人形入り)も翌日には陽性が出る。舞の精霊を貸し出された子は10ヶ月掛けて、人間形状の化け物を生むらしい。
 祐一クンは、自分がブッ放すと百発百中、相手側が生理直後であろうが出産直後であろうが、妊娠する準備を始めまくり、排卵誘発剤食らったぐらい発情して複数排卵、子宮に経血溜めて準備して、精虫を貰ったら逆に卵子が襲いかかってレイプして受精して、ベッドでシクシク泣いている精子の隣でタバコ吸ってワイングラス燻らせて、歯に挟まった精虫を舌で掻き出すような状況になるのを知らなかった。

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