0139話『空母夏姫の攻略』
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で戦闘が終了してしまいましたから。
それで鎮守府へと帰投した後に提督に事情を説明しましたら、
「そうか。それなら阿武隈、大井、北上の三名は甲標的以外は対潜装備で挑んでくれ。霞も対潜装備でも構わないぞ」
それで四人は少し不満そうな表情をしていましたけど渋々と言った感じで装備を換装していました。
私の提言とはいえ心苦しいですね。
「提督? これなら乙作戦でもよかったんじゃない……?」
北上さんがそう言っていました。
確かにこれなら乙作戦でもいけたかもしれませんね。
「そうだな。しかし、また輸送作戦をするのは資材的にはあまりやりたくないからな……」
提督はそう言ってため息を吐いていました。
前々から提督は輸送作戦を苦手とする構えですから仕方がないですね。
「だから不満だと思うけどこのまま丙作戦で倒してくれ」
「わかったー……ま、楽が出来るから別にいいけどね」
それで対潜装備を充実させて私達はまた出撃していきました。
そしたら厄介だと思っていた道中の潜水艦が綺麗に先制対潜で全艦沈んでしまっていて思わず笑ってしまいました。
これほどに先制対潜は有効な手段だと改めて思いましたね。
そして何度も空母夏姫を倒していって次でおそらくラストダンスだと思いましたら、またいい乱数を引いたのか航空基地隊がいい仕事をしてくれました。
空母夏姫と戦艦夏姫を残してまたほとんどを沈めてくれました。
さらには千代田さんと千歳さんの艦載機による攻撃で二体とも中破をしていましたので、
「これなら楽勝ネ! とどめを刺してあげるわ!」
「後はザラとアイオワさんに任せて!」
そう言ってアイオワさんとザラさんが二体にとどめを刺していました。
本当に丙だと簡単に終わるのですね。
提督は……丙を脱出することが出来るのでしょうか……?
私達の練度なら甲作戦は無理でも乙作戦なら突破は不可能ではありませんからね。
まぁ、夏の作戦は色々と辛いですからね。E-6までに十万以上は資材を消費しましたしね。
ですから秋の作戦に期待しておきましょうか。
私達はそれで鎮守府へと帰っていきました。
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