662部分:第五十二話 パヤパヤ、噛まれるのことその一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
を」
「シャムは何も。けれど」
三人はそれぞれ言う。
「とても頑張ったの」
「皆ご苦労だったにゃ」
孟獲は自分にそうした獲物を差し出す三人にまずは労いの言葉をかけた。
「では後で皆で食べるにゃ」
「はい、それで」
「あの、パヤは?」
「何処ですか?」
「あいつは追い出したにゃ」
孟獲はむっとした顔になって三人に答える。
「無礼にも美以が尻尾を噛んだと言ったにゃ」
「尻尾?」
「尻尾を?」
「それを?」
「そうにゃ。美以はそんなことはしないにゃ」
自覚していない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ