0138話『掘りという名の狂宴 Ver.ルイ』
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たらないのはどうしたものか。
しかしやってもらわないといけないからな。
頑張ってもらおうか。
それでなんとかメンバーを欠いていたけど港湾夏姫は倒すことはできたけどドロップが渋いな。
主に20周回目までは夕雲型駆逐艦が多くドロップするイメージだった。
そんな感じで進めていく。
だけど途中で何度も航空基地隊や艦隊のみんなが疲労がつく事が多々あり休憩もしないといけない事が続いた。
さすがに今回は手厳しいものがありますね。
提督も表面的には表情はまだ大丈夫そうですが、苛立ちが溜まっているのでしょうね。
報告を済ませた後に執務室を出ていくと中からでかいため息が聞こえてくる。
それで榛名さんの声も聞こえてきますのでおそらくですが慰めているのでしょうね。
榛名さんはこういう時に提督の精神的支柱な存在ですよね。
同じ体に宿っているのですから当然ですけどね。
さて、それでは大鷹……まだまだ頑張らせていただきます。
「第二艦隊のみなさん! 道中のPT小鬼群は無理に倒さなくて構いません! ですが避ける事に関しては本気で挑んでください!」
「「「了解」」」
主な大破での退避が多いのはやはりPT小鬼群による雷撃ですからね。
むしろ戦艦の編成の時は不思議と皆さんは避けてくれるのですよね。本当に不思議です……。
それから40周回目を過ぎた頃でしょうか……?
ローマさんがドロップして提督にその事を報告すると、
『イタリア艦違いか……いや、来てくれただけ嬉しいんだけどね。これで二隻目のリットリオとローマの姉妹が揃った訳だし』
提督は二隻目のリットリオさんをロックもかけて大切に取っているんですよね。
いつか活躍するかもしれないし、それに解体するには勿体ないし……との事ですね。
それからまた出撃を繰り返しました。
輸送連合編成ですから資材消費は軽いですけど、それもチリも積もればなんとやらということわざがあるように着々とダメージが蓄積されていきます。
そしてついに50周回を過ぎました。
『50周回目を超えたか……ふふふ、まだまだ50周回目じゃないか。いけるいける……』
《提督!? 表情が少しいけない事になっていますよ!?》
どうやら提督の精神状態はいけないらしいです。
通信越しに聞こえてくる榛名さんの慰めの言葉にもあまり効果が見られないですしね。
これは本腰を入れてかからないといけませんね。
そして60周回目……。
70周回目……。
80周回目……。
90周回目……。
出撃回数はどんどんと積み重なっていきました。
私達も疲労困憊状態が何度もやってきてその度に中継地点の基地の一室で休んでいるのですけど、
「これはもしや100周回を越えてしまうのでは
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