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の場から動けず、呼吸を禁じられたために悲鳴も上げられず、行動を禁じられたために腕も振り払えず、そして拒否を禁じられたため、その場から逃げることも出来ない。
私を抱きしめ、頬や頭、そして身体を執拗に愛撫し続ける、ノムラの身体と腕の感触と嫌悪感に、私は表情を変えず、ただひたすら、涙を流して耐えることしか出来なかった。
ゆきおが鎮守府に戻るその寸前……私の心は、ノムラに殺された。
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