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Re:童話姫たちの殺し合いゲーム
(原作)ヘンゼルとグレーテル(アレンジ少々アリ)C
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を奪いました』



『………』



『この嘘吐き領主! あんたを信じてあたしらは馬鹿だったよ!!』




『返して! うちの子を返してよ!!』




『静粛に。ジル、貴方に領民の痛み/嘆きの声が聞こえていますか?』





『………』



『そうですか……わかりました。ジル・ド・レ、貴方を絞首火刑に処します』





ジルは命ぜられるまま縄を首にかけると床が開き、宙ぶらりん




『ぐぅッ!!!』





首に巻いた縄だけに体を支えている状態 の所に止めの





『放てー!!』



『ヤァー!』




何十本もの火の矢が放たれました。ジルの体に刺さった矢は火が衣服に燃え移り それは大きな炎となりジルはこんがりジューシーび焼き上がりました



ですがこれはまだ軽い方。元領主であった為処刑方法の中でも軽いもので行われました



ジルのように身分の高いものではない 



お菓子の家を作り子供達を 誘惑 監禁 拷問 をしたベリーヌ



ベリーヌの実の息子 檻の見張り番をしていた大男



彼らはもっと残虐な処刑方法が行われました




赤く焼けた鉄てこを体に押し当てられ




『アアアアアアアアアアアアアア……』



ベリーヌはそのまま気絶




ですが、気絶しても終わりではありません、そのまま鉄てこで手足の指を一本一本引き抜いていき



『アアアッ!!?』



痛みで意識を取り戻し また気を失う これを何度も繰り返し




全ての指を引き抜き終わると




『なんだい…まだ殺ろうって…ヒィッィ!!』




ゴウゴウッと音をたて燃え上がる 火刑台へ放り込まれました





息子の大男も同じ運命を辿りました




捕まっていた子供達はみんなそれぞれの家へと送り届けられました




兵士にに連れられ、ヘンゼルとグレーテルが家に帰るとお父さんも継母も泣いて喜び、二人を温かく抱きしめてくれました



『罪深いお母さんを赦しておくれ
 私は父さんには死んで欲しくなくて、それでこんなことをしてしまったんだ』




何を今更と二人は思いました。ですが抱きしめる継母とお父さんの腕は痩せ細っていました




顔もやつれ、骸骨のようです。聞くとあれから草の根や茎などしか食べていなかったらしいのです




人喰い領主のもとから奇跡的に生還した ヘンゼルとグレーテルは一躍有名人となり、その武勇伝を聞こうと二人の家に
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