(原作)ヘンゼルとグレーテル(アレンジ少々アリ)B
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ですがおばあさんの親切は嘘だったのです。
おばあさんの名前は【ペリーヌ・マルタン】
領主【ジル・ド・レ】から命じられて少年達を捕らえて丸々と太らせていたのです。
あのお菓子の家も、子供達をおびき寄せるための罠でした。
領主ジル・ド・レ邸
おばあさん、ベリーヌに連れて来られた 女装させられた少年
『ジル様 今日の貢物です』
『おおベリーヌか。いつも良い働きだな。もう帰っていいぞ』
『はいに』
挨拶もそこそこにベリーヌは少年を一人屋敷に置いて帰って行きました。
『ほう…これは…これは』
『………』
恐怖に震える少年の顎を掴みジルは吟味します。
少年は女装したまま部屋の隅から隅まで歩かされ、ジルが良しと言うまで歩かされ
『美しい! なんてお前は美しいんだ! さすが私が選んだだけの事はある』
そう言って後ろからジルは少年をかき抱きました。そしてベッドの上へ
そして少年は服を少しずつ脱がされていき
ジルは少年の体を片腕で締め付けナイフをたおやかな首にグサッと刺しました。
しかしそれだけでは終わりません。
ジルは彼の死体をベッドに放り投げ裸になって少年に跨がりそして、ジルは少年と交わりました。
少年が息絶えたまま 交わりました。
ある日の朝はやく、ベリーヌは子供達が目を覚ます前にもう起きており、眠っている子供たちを眺めながら、口をもぐもぐさせていいました。
『こいつは、美味しそうじゃ…ジル様もきっと喜んでくださるに違いない』
ベリーヌはヘンゼルを抱きかかえると、ジル様への献上品が終われた檻に運び込み
『ちゃんと見張っておくんだよ!』
『はぁいママ』
扉を閉め、頑丈な鍵をかけ 見張りの大男に声をかけるとお菓子の家へ帰って行きました。
『新しい子だ…』
『この子もきっと…』
『可哀想に…認められてしまったのね…』
ひそひそと子供達は寝ているヘンゼルを見ながら話しています。
目を覚したヘンゼルが最初に見たのは、薄暗い石の天井。
固い地面。ここはどこでしょう? 妹のグレーテルはどこでしょう?
『やっとお目覚めかい? 寝坊助さん』
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