幕間一:魅力点(チャームポイント)
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心桜「はじめまして。天美心桜です! やっとあたしの出番来たよー・・・じゃなくて、『翠碧色の虹』、ここまで読んでくれてありがとー。これから、どんな展開になるのか、気になっちゃうよー」
七夏「ここちゃー。これは?」
心桜「あ、つっちゃーはこっち。お兄さんはここ。んで、はい! お弁当!」
時崎「あ、ありがとう、天美さん。幕の内か・・・おぉ! これは豪華だ!」
心桜「それ、つっちゃーの手作りだから、ちゃんと味わってよねっ!」
七夏「・・・・・」
心桜「〜♪」
時崎「!!! いただきます!!!」
心桜「そうそう、幕の内って、幕間に頂くお食事が名前の由来なんだって」
七夏「それって幕間の間に、食べ終わらないとダメなのかな?」
心桜「そんな事はないと思うけど。なんで?」
七夏「えっと、お食事は、ゆっくり頂いた方がいいかなって思って」
心桜「ゆっくり、味わって食べてもらいたいもんね〜っ!(ニヤリ)」
七夏「そ、そういう意味じゃなくてっ」
心桜「はいはい、ごちそーさま。んで、本題に戻すね」
七夏「本題?」
心桜「そう、つっちゃーのこと」
七夏「わたし!?」
心桜「ずばり、つっちゃーのチャームポイント・・・略して、つっチャームポイントって、何!?」
七夏「え? チャームポイント!? ・・・えっと・・・えーっと・・・」
心桜「やっぱり・・・瞳だよね! 綺麗ー」
七夏「こっ、ここちゃー(顔近いってばっ!)」
心桜「もう! ここでは、つっちゃーの虹色の瞳についてが本題だよ! 本編ではなかなか触れられなくて、あたし、やきもきしていたんだからね!」
時崎「そう言えば、俺もなかなか七夏ちゃんに瞳のこと言いにくくて・・・」
七夏「うぅ・・・すみません」
心桜「ホント、綺麗な瞳なんだから、もっと自信持ちなよ!」
七夏「自信とかそういうのじゃなくて・・・」
心桜「で、この幕間で、つっちゃーの瞳の事を何て呼ぼうか決めようと思ったの!」
七夏「瞳の名前?」
時崎「虹色の瞳・・・じゃなくて?」
心桜「それだとそのまま過ぎだから・・・例えば、左右で瞳の色が異なる『オッドアイ』ってあるよね。そんな感じの呼び名で」
七夏「呼び名なんて、なくてもいいよー」
心桜「正確に言うと、つっちゃーは『虹色の瞳』のような七色では無いんだよね。瞬間的には三色くらいって感じだから、『三色の瞳』という方が正しいかも。でも、これも単純過ぎかな・・・三色弁当みたいだし」
時崎「虹色の瞳の少女か・・・小説とかで、既にありそうなタイトルだな」
心桜「んー、そだねー」
時崎「少しひねってマルチカラーアイ(多彩色眼)とか?」
心桜「んー、それだと色が変化するって要素が無いような・・・」
時崎「玉虫色の瞳とか!? でも、玉虫って、地の色も
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