暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
654部分:第五十一話 孫尚香、立ち上がるのことその三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「そうじゃ。言うのはそれだけじゃ」
「わかりました。そうなのですね」
「謀叛とかいう話でもない」
 袁術はそれも否定した。
「物騒な話ではないから安心せよ」
「はい、それはわかります」
 しかしであった。張勲はにこやかな笑顔の中にだ。瞳の奥に何かしら光るものを含ませていた。そうしてそのうえで、なのであった。
 孫策のところにだ。一通の手紙が来たのだった。それは。
「あら、珍しいわね」
「珍しいとは?」
「そうよ。ほら、袁術のところの」
 傍らにいる妹にだ。こう告げるのだった。二人は今孫策の執務室にいる。そして孫権は姉のすぐ傍らに立っているのである。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ