654部分:第五十一話 孫尚香、立ち上がるのことその三
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「そうじゃ。言うのはそれだけじゃ」
「わかりました。そうなのですね」
「謀叛とかいう話でもない」
袁術はそれも否定した。
「物騒な話ではないから安心せよ」
「はい、それはわかります」
しかしであった。張勲はにこやかな笑顔の中にだ。瞳の奥に何かしら光るものを含ませていた。そうしてそのうえで、なのであった。
孫策のところにだ。一通の手紙が来たのだった。それは。
「あら、珍しいわね」
「珍しいとは?」
「そうよ。ほら、袁術のところの」
傍らにいる妹にだ。こう告げるのだった。二人は今孫策の執務室にいる。そして孫権は姉のすぐ傍らに立っているのである。
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