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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0134話『戦艦仏棲姫の撃破』
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と砲撃戦を繰り返す私達。

「喰らえ!」

私の砲撃も初めて見るであろう目つきの悪い駆逐艦に命中していく。
だけど他の既存の駆逐艦より硬いのか中々落とせない事が続く。
それでもなんとかほとんど倒すことが出来て後は戦艦仏棲姫を倒すだけとなって、それで神通達に夜戦を挑んでもらったんだけど……、とにかく戦艦仏棲姫の装甲が硬かった。
これで本当に乙作戦なのかという感じで神通達の攻撃を耐えている戦艦仏棲姫。
そして結果は倒しきれずにA勝利で幕を閉じる事になった。

「悔しいですが、相手の装甲が硬いのは事実のようです……」

神通が実に悔しそうに拳を握っている。
だとするとこれはあれも試してみるのもいいかなと私は考える。

「みんな、聞いてくれ。私達はまだ先行組が結果を出していた装甲破砕のギミックをやっていないんだ。それでもしかしたら戦艦仏棲姫が弱体化するかもしれない」
「それはいいな。では早速部隊を再編してそのギミックとやらを攻略してもらおうか」

那智も悔しかったのだろう、不敵な笑みを浮かべながらそう言ってくる。
それで私達は一度鎮守府へと帰っていき、E-1の那珂を旗艦とした艦隊とE-2の川内を旗艦とした艦隊をそれぞれのエリアへと出撃してもらった。
しばらくして、

『提督ー! 那珂ちゃん達の方はオッケーだよ!』
『私の方も軽く倒したよ!』

那珂と川内からエリアを攻略した旨を聞いたので私達は再度攻略を開始した。
そして今度は戦艦仏棲姫の装甲が弱体化しているのを実感しながらも何度か撃破していく。
だけどおそらく次でラストダンスとなるだろう戦闘で、

「シツコイ……ヒト……キ・ラ・イッ……!」

戦艦仏棲姫の装甲の至る所が損傷している事から【壊】になっているのを確認したんだけど、前回までなんとか倒しきれていたのに今度はさらに硬くなっていたのだ。
それでまたしてもA勝利で幕を閉じた。

「後少しだったんだが……」
「テートク、落ち込んじゃダメネ! まだまだこれからヨ!」
「そうだな金剛。………そうだ! 戦艦仏棲姫にはプリンツオイゲンの攻撃が特攻があるという話もあったんだ」
「オイゲンさんですか……? それでは私と交代でしょうか……?」

妙高が最後までいることが出来ずに少し残念そうな表情をしていた。

「すまない妙高」
「いえ、大丈夫です。それでは一回鎮守府へと帰ってさっそくオイゲンさんを編成に入れましょう」

すっぱりと妙高が折れてくれたので私達はさっそく帰ってプリンツオイゲンを編成に加えた。

「提督! プリンツオイゲン、頑張りますね!」
「ああ。一緒に倒そう!」
「はい!」

それで私達は今度こそ最後の戦いをするつもりで出撃していった。
そしてすぐさま戦艦仏棲姫‐
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