1 自分の感情には、客観的に。これ、常識。
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昨日、上司のまた子から、「江戸を火の海にする計画」のことを聞いた。
_江戸…銀時たちも住んでいるあの町を…
高杉らは、本気だったのか…。
だが、決して思い通りになんか、させない。
そのために私ができることはないか…
あ、そうだ!
_「先輩ィ、マジですか、それ?」
_「マジらしいッス。また私の腕を鍛えられるッス。
晋助様、やっぱ、素晴らしいッス」
_まったく…また子の高杉愛は、底なしだ。
暇さえあれば、高杉にくぎ付けだ。
あいつのどこがいいんだか…
私には理解できない。
誘拐の復讐の意味をも込めて、今回の計画は、とことん台無しにしてやる。
_「…ところで、実行する日は、いつですか?」
_「3か月後ぐらいだそうッス。」
_ヤバい…あんまり時間がない。
ここは1つ、演技のしどころか…
_「…先輩、実質あんまり時間ないですよね?
必要なものとか、全部そろったんですか?
なんか、お手伝いできることがあったら、喜んでしますけど…。」
_「とりあえず、何かすることあったら、私から言うッス。
だからとりあえず、武器の在庫確認とかから始めるッス。」
_「わかりました。」
_「で、終わったら、その書類を、コピーして、私と武市先輩のとこと、晋助様…
いや、総督のところに持っていくッスよ。わかりました?
で、その書類は、会議ん時に使うから、絶対精確に。
頼んだッス。」
_「分かりました。いつまでに提出すればいいですか?」
_「明日の早朝に会議があるんで、今日中に。
できれば、12時までには頼んだッス。」
_「了解しました。」
また子と別れると、まず昼ご飯を食べに行った。
今日のメニューは、「サバの生姜煮」だ。
これは私の好物。元気が湧いてくる。
受け取って、席につくと、相席で、岡田似蔵が座ってきた。
最近彼は、「紅桜」とかいう最新型の武器を装着したらしい。
なんとも薄気味悪い物体だが…。
_「あ、おはようございます、岡田先輩ィ。
今日は、どうされたんですか?」
_「紅桜を装着して最近、妙に違和感が強くてねぇ…。
なんというか…体が蝕まれるような…
自分の体が、自分のものではないような感じがするんだ。」
_!
それは相当危ないと、見た。
私が鬼兵隊
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