暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
4部 闇の書事件
2章 新たなる力
いつの間にか個人戦?
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備が整ったのは、ヴィータであった。

「ぶっとべっ!」

ヴィータは空中に浮遊させていた鉄球を、グラーフアイゼンで撃ち放った。その数は十を越えていた。
だが、それを見ても今のなのはは焦ることはない。

『アクセルシューター』

レイジングハートの声が響き、
カートリッジをロードしたことによって増した魔力で
なのはは瞬時に魔力弾を生成し、

「アクセルゥ〜シュ〜トッ!」

それをこちらへと向かってくる鉄球へと撃ち放った。
いくつもの轟音が空中へと響いた。

「ちっ!」

ヴィータは舌打ちしながら、
爆発の余波で起こった暴風で帽子が飛ばないよう押さえた。
なのははかなり優勢となんか俺って解説キャラっぽくなってきたな
まぁいいフェイトはどうかな?
ガキンッ、と金属同士がぶつかり合う音が周囲に響く。

「はぁっ!」

「くっ!?」

 剣による一閃を放ったのは、烈火の将シグナム。
ガードがきちんとまにあわず弾き飛ばされたのは、フェイト・テスタロッサであった。

「はあぁっ!」

「ムッ!?」

 弾き飛ばされながらもすぐに体勢を立て直し、フェイトは即座に戦斧による一撃をシグナムへと放ったが、かろうじてシグナムはそれを回避した。
そこから数回、フェイトとシグナムは相手の攻撃を回避、もしくは防御してから、相手へと攻撃を繰り出すということを続けていた。
だが、どちらの攻撃も相手に当たらないか、
当たったとしても致命傷となる攻撃ではなかった。
ちょうど中長距離主体と
接近戦主体に分かれたみたいだね

『シュランゲフォルム』
「はぁっ!」

レヴァンティンの形態を可動チェーンによって連結された刃が伸び、鞭のように敵を襲うシュランゲフォルムへと変化させ、その鞭をフェイトへと振るった。
常人では目で追うのがやっとであるスピードで、シグナムの攻撃は繰り出される。
圧倒的なスピードを誇るフェイトは、
なんとかシグナムの攻撃を回避し、さらに攻撃へと転じた。
鞭の攻撃は音速を超えるというがよく見えて交わせるもんだ。

「はぁっ!」

 瞬時にバルディッシュを鎌状態のサイズフォームへと切り替え、
その鎌でシグナムへと切りかかった。

「ちぃ!」

 だが、シグナムも伊達ではない。
もう少しでフェイトの攻撃が当たろうかというところで、
鞘でそれを受け止め、フェイトの腹部に蹴りを叩き込んだ。

「ぐっ!?」

 おぉシャアザクキックだね
フェイトは僅かに呻き声を上げたが、すぐに体勢を整える。
すると、シュランゲフォルムから通常の剣状態のシュベルトフォルムへと戻したレヴァンティンを手に、シグナムがフェイトのすぐそこまで迫っていた。
レヴァンティンに炎を纏わせな
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