暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
4部 闇の書事件
2章 新たなる力
いつの間にか個人戦?
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ートリッジシステム……ッ!?」
「奴ら、デバイスを強化してきたようだな……」

 驚くヴィータとは対照的に、ザフィーラは腕を組みながら冷静に分析していた。
すると、バリアジャケットを纏ったなのはとフェイトがヴィータたちへと声を掛ける。

「わたしたちは、あなたたちと戦いに来たわけじゃない。まずは話を聞かせて」

「闇の書の完成を目指している理由を……」

 フェイトとなのはの言葉に、ヴィータはピクリと眉を動かすと僅かに胸を反らしながら腕を組み、二人を見下ろしながら答えた。

「あのさ、ベルカの諺にこういうのがあんだよ――和平の使者なら槍は持たない」

偉そうに話すヴィータにザフィーラは人知れず嘆息し、なのはとフェイトはヴィータの言葉に首を傾げていた。
そんな二人にグラーフアイゼンを向けながらヴィータは叫ぶように声を上げる。

「話し合いをしようってのに武器を持ってくるか、馬鹿って意味だよっ」

「なっ!? いきなり襲い掛かってきた子がそれを言う!?」

「……それにそれは諺ではなく、小話のオチだ」

 ザフィーラにぼそりと言われ、
ヴィータは僅かに恥ずかしげに頬を染めながらそっぽを向いた。

「うっせぇっ! いいんだよ、細かいことはっ!」

 そう言うヴィータにザフィーラが嘆息していると、離している最中に俺はすぐさま守護騎士の方に行き

「お前たちの言い分もたしかにな、いうことで取り合えずこの間の報復、『爆裂(ダムド)』」

 爆烈(ダムド)の呪文を発した。

ドッゴォンッ!!
爆発と同時に上空の結界を切り裂きヴィータトザフィーラを飛ばして
一人の女性が煙の中から現れた。
桃色の髪を後ろで結い上げ、その身を騎士甲冑に包んだその女性、

「シグナム」

 フェイトが騎士甲冑の女性
守護騎士のリーダーでもあるシグナムの名前を静かに呟いた。
その呟きが聞こえたわけでもないであろうが、
シグナムはビルへと降り立つと、フェイトを見つめていた。

「ちっ火の属性だから、手加減したダムドじゃびくともしなかったか」

「ちょっと綾 (ちゃん)いきなり何?」

 二人から非難の声がしたけれどそんなこと知りません無視するわけにもいかないから

「取り合えずこの間の報復?」

 首をかしげながら伝えた。

「もう何でそこで疑問系なの?
取り合えず綾ちゃん、クロノくん、ユーノ君。
手を出さないでねっ! わたし、あの子と一対一だからっ!」

「「・・・マジ・・・」」

俺と離れたビルの屋上に待機していたクロノは、なのはの言葉を聞くと唖然をしながらそう言葉を返した。
何処のDBですかあなたは、
こんなに好戦的だったかな・・・
えっとあのゲームのなのチャンはい
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