0133話『空母夏鬼の打倒艦隊』
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来るのが遅かったからね」
そんな世間話をしながらも一度中継地点で補給を済ませた私達は紅海海域へと足を踏み込んでいった。
道中の軽空母部隊と戦艦部隊がやっかいだったけどなんとか開幕と先制攻撃で仕留めていき、そして遭遇する。
「ナンドデモ……ナンドデモ……シズンデイケ……!」
空母夏鬼と遭遇したのは、まぁいいんだけど……なんだろう?少しムカッと来るこの気持ちは……?
格好がやっぱり水着で麦わら帽子を被っていていかにもバカンスをしていますって感じのいで立ちだ。
なんか心の奥ではきっと『バカンスの邪魔をするな』とでも言っているんじゃないかと勘ぐってしまうほどには心がむかむかします。
「かーっ! たくよー、夏だからって余裕のバカンスってか!? 上等じゃん! 沈めてやるよ!」
隼鷹のその一言で戦闘が開始された。
私も航空機を発艦させていきこのむかつきを晴らそうと思う。
「艦載機のみんな! あの余裕をこいている空母夏鬼を撃滅してください!」
私の気持ちに答えてくれたのか艦載機のみんなは空母夏鬼に大打撃を与えてくれた。
そして夜戦でも第二艦隊のみんなが活躍してくれたおかげで空母夏鬼はほぼストレートに倒すことが出来た。
そしてそれは何回か繰り返していって何回か大破撤退はしたけどそれでも十分な成果を出してついに空母夏鬼を完全に沈黙させることに成功した。
「やったね、みんな!」
「「「おー!」」」
それでみんなで喜んでいる中で那智が提督へと報告していた。
羅針盤もどうやら新たなルートを解放したみたいで先への進路を示している。
後半の部隊も頑張ってほしいな。水上打撃部隊だから多分私は入れなさそうだしね……。
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