暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
4部 闇の書事件
1章 帰ってきた早々にトラブル発生
嵐の前の静けさ〜引越しです
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」
「ふふ、いいのよ。気にしないで」
到着すると、出迎えてくれたのは私服姿のリンディであった。
僅かに申し訳なさそうに話す綾に、いつものおっとりとした笑みで答えた
普通に考えたら迷惑だ。
「あ、なのは、綾、来てたんだ」
「フェイトちゃんっ!」
「お邪魔します」
部屋から出てきたフェイトが、
なのはと俺の姿を見つけると笑顔で二人を迎えた。
「どんなところに住んでるか見に来たんだっ!」
「男手じゃないけれど何か手伝えるかなと思ってね」
「そうなんだ。業者さんがほとんどやってくれたから、全然大丈夫だよ」
「そうだね」
あたりを見渡すともう引越しはほとんど終わって
後は個人の荷物を片付けるぐらいしかないみたいだ
「なのは、フェイト、友達だよ」
「あ、はぁ〜いっ!」
クロノの言葉に二人は元気に返事をすると、玄関の方へと駆けて行った。
二人が部屋から出て行く姿を見届けた綾は、クロノへと声を掛ける。
「引越しで忙しいのにごめんね、クロノ」
「別に構わない。綾たちが来てくれた方がフェイトも嬉しいでしょうから」
「良いお兄ちゃんだ」
「知っているのか?」
「ん、こちらに来るときになのはが教えてくれた」
「決定ではないのだが、母さんがそうしたいといって
僕も反対ではないし」
珍しくクロノがあたふたしている表情が見れて満足
「最終的にはフェイトが決めると思うのだけど、環境的にも良いと思うよ。
やはりいくら出来るといっても親はいたほうが良いからね」
クロノと会話が終り、玄関に顔を出したら
「なんであんたがそこにいるのよ綾」
「綾ちゃん久しぶり」
「いや〜びっくりさせようかと思って、二人とも久しぶり。何でって私もフェイトと友達だからかな?それとも私がいたら邪魔だったかな?」
「そんなわけないじゃない」
「アメリカに行ったきり、連絡をほとんどよこさない人なんてアリサたちは、もう私を友達としてみてくれないのよね」
「もう、そんなこと言ってないでしょうが、綾もお帰り」
「ただ今アリサ」
「もう、綾ちゃんからかいすぎだよ、久しぶり綾ちゃん」
「すずかも元気そうで何より」
その内はなしてもらうという顔をアリサにされてしまった。
それからしばらくして、綾はフェイトとなのはに連れられ、
喫茶《翠屋》へとやって来ていた。
マンションへとやってきていたアリサとすずか、
それになのはの両親に挨拶をすると言っていたリンディも同行していた。
「そんなわけで、これからしばらくご近所になりますので、よろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそ」
「どうぞ、ご贔屓に」
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