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魔法少女リリカルなのは 〜黒衣の魔導剣士〜 Another
第7話 「異なる流れ」
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私としてはアリシアさんよりも優しくしてもらえるのは嬉しいんですよ。ただ……今の段階でショウさんとそのような関係になるのは世間的によろしくないと言いますか」
確かにアリシアに対してよりもリニスさんへの言動の方が優しい。それは自覚している。
だがそれは普段の振る舞いから来ているものであって、別にアリシアが嫌いだからやっているわけではないのだが。俺だって人間なのだから騒がしくて絡んでくる人間より家事とかを真面目にしてくれている人間に好意を持つだけであって。
「あのリニスさん……別に俺はリニスさんに勘違いされるような言動はしてないと思う。だからそんな心配しなくても……」
「でも私のこと女性として意識してますよね?」
「それは……まあ。中身が子供じゃないから多少は」
「なら可能性はあるわけじゃないですか。その可能性を少しでも減らしたいならアリシアさんのことよろしくお願いしますね」
「が、頑張ります……なんだかんだでリニスさんはアリシアに甘いですよね」
「今はまあ私が保護者みたいなものなので、大人として当然の対応をしているだけですよ。だからおふたりが悪いことしたらちゃんと怒ります」
「……実に母親って感じですね」
「む……その言葉は少し複雑です。私は保護者としては振る舞いますが母親になるつもりはありません。まだまだ女性として扱ってほしい年代ですし」
「何か……複雑というか面倒というか」
「ショウさん、女心というものは複雑で面倒なものなんです。それが分からないと良い交際は出来ませんよ」
そう力強く断言されましても……俺は当分恋愛をするつもりはないんですが。見た目も小学3年生になってますし。
まあこれを言うとまた何か言われそうだから言わないでおくけど。
とりあえず……今日の内にジュエルシードの暴走が起きないことを祈りたい。今日の内にまたフェイト達に会うのと、少しでも時間が空いてから会うのとじゃ割と違ってきそうだし。
「ちなみに……私は今のショウさんを受け入れられますので優良物件ですよ」
「小学生を誘惑するのはやめてください」
「残念です……おねショタはある程度の需要があると思うのですが」
「……どこからそんな知識を仕入れてるんですか? あぁやっぱり答えなくていいです」
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