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魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY
3部 宿命の戦い
宿命の戦い
奥義
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ネルギーを吸収しているようにも感じる
その時タン大人の体はそのままなのだが、巨大化したような雰囲気を出していた。

「さぁテリーもやってみるのじゃ」

 同じようにテリーも行ってみたのだが出来ずに四つん這いになった。

「ダメです。俺には大地の気が感じられません」

「ケダモノではなく木になるのじゃ。
根から大地の慈愛を吸収するのじゃ」

「大地の慈愛」

 テリーは何かをひらめいたように慈愛と聞いてリリィの子供たちに向けた慈愛、テリー自身に向けた慈愛を感じもう一度旋風拳の構えを取った。

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ・・・・・」

 今度はテリーの体からも慈愛に気を吸収していた。

「感じます先生」

「その感覚を忘れるな。行くぞぉ旋風拳」

 タン大人が宙に浮きまわりだした瞬間
タン大人を中心となり竜巻となりテリーを襲った。
テリーは吹き飛ばされ病院の池に落ちた。
テリーはすぐさま立ちあがりタン大人のそばに行った。

「タン先生凄い技です」

 タン大人は胸に手を合わせ動かずにいた。
テリーはそのままお辞儀をした。

「ありがとうございました。」

 タン大人は絶命したと思いそのまま外に向かっていった。

 テリーがいなくなったのを確認をし、俺はタン大人の元に向かった。
心臓マッサージをしながら、俺は怪我修復呪文をかけていた。

「まだ死ぬには早すぎるぜ、タン先生。きっとこれからもまだ手助けが必要だと思うから」

 テリーはタン大人の事を死んだと思ったのだが、まだかすかに絶命寸前だったのだが生きてはいる。
だが普通の病院ではこれ以上は不可能だと思い。
俺は中国の仙人が住んでたという場所に瞬間移動をし、蘇生呪文を発した。

「ここは・・・」

「起きられましたか」

「わしは亡くなったと思ったのじゃが・・・」

「これ以上あの兄弟に影を落とすこともないでしょう」

「綾、お主がやったのか」

「えぇ、まだ手遅れではなかったですし、さすが格闘家でもあり、大地の慈愛に護られたみたいでしたよ」

「お主は一体」

「一種の魔法使いですよ。でも危険な状態には変わりないです
ここは仙人が暮らしていたと言われていた土地で療養するのにいい土地です。
庵はあったのでそのまま使用しましたが。当分の食料とか置いておきますね」

「何故ここまで」

「友人を助けるのに意味なんてないですよ。
私はテリーたちの勝利を信じてますし、今からそっちに向かおうと思っています」

「何から何まですまんな」

「いえいえ、手が届くなら助けたいっていう友人がいてね、損も真似をしただけです。
私も行きますね」

「武運を」

「それ
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