2話
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だが立香はギャラハッドぐらいしかわからないため口に出さずにいることにした。
『立香君、そちらに無事レイシフト出来たのはキミだけのようだ、そしてすまない、何も事情を説明しないままこんなことになってしまって』
「別に気にしてないですよ、まあこういうこともよくあるこった気にすんなってことで良いでしょ」
『いや!?よくあっちゃ困るからね!?そこまで元気なら大丈夫そうだ』
「まあな、それに俺はそうそう死ぬつもりもないからな、マシュに誓い(ゲッシュ)も誓ったんだ」
『それは古代ケルトの習わしじゃないか、キミは日本人だろ』
「よくあるこった気にすんな!俺が個人的にケルトが好きなだけだ」
『まあいいや、立香君は話を聞いて冷静だがサーヴァントについて説明すらしていないはずだが』
「何となく聞いてて予測はたててた、サーヴァントって使い魔だろそんで英霊は過去現在未来の英雄の亡霊、例えばケルトの大英雄クー・フーリンとかの亡霊だろ、それを何らから方法で召喚して一緒に戦うのがサーヴァントだ、使い魔ってことは主が必要、その主が俺ってことそれがマスターって奴だ、そんでマシュはその英霊と融合したそんなところだろ」
『す、すごいな、厳密には違っている部分があるが今までの話でそこまで考察するなんて』
「ドクター、通信が乱れてます、通信途絶まで、あと十秒」
『予備電源に切り替えたばかりでシバの出力が安定していないのか、仕方ない、説明は後ほど、二人とも、そこから2キロほど移動した先に霊脈の強いポイントがある、何とかそこまで辿り着いてくれ、そうすればこちらからの通信も安定する、いいかな、くれぐれも無茶な行動は控えるように、こっちも出来る限りの電力を__』
そこまで言うと通信が途切れる。
「さて、2キロ先のポイントまで行くか、頑張ろうぜマシュ」
「そうですね、頑張りましょう先輩」
「キュ、フー、フォーウ!」
「フォウさんもいてくれたんですね、応援ありがとうございます、フォウさんも先輩と一緒にこちらにレイシフトしてしまったようです、……あ、でも、ドクターには報告し忘れてしまいました……」
「キュ、フォウ、キューウ!」
「ドクターは気にするなって言ってるのか?」
「フォウ!」
「そうですね、フォウさんの事はまた後で、タイミングを見て報告します」
「よし、んじゃ、行きますか!」
ロマニの言っていた霊脈に向けて進む立香達であった。
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