2話
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トはそこまで危険なのだろう。
『それと、マシュ……君が無事なのも嬉しいんだけど、その格好はどういうことなんだい!?ハレンチすぎる!ボクはそんな子に育てた覚えはないぞ!?』
「なに!?お父さん娘さんを僕に下さい!!」
『君にお父さんと言われる覚えはない!!娘はやらん!!って何をやらせるんだい立香君!?いや人生で一度はやりたかったけど!?』
「……先輩」
顔を赤くしたマシュはゴホンと一度咳払いして話を戻そうとする。
「……これは、変身したんです、カルデアの制服では先輩を守れなかったので」
『変身……?変身って、なに言ってるんだマシュ?頭でも打ったのか?それともやっぱりさっきので……』
「ロマン、マシュは魔法使いだったんだ、使い魔のフォウ君と契約して……」
『なるほど、そうだったのか!』
「先輩!そこで乗らないで下さい!!Dr.ロマンは私の状態をチェックしてください、それで状況は理解していただけると思います」
『キミの身体状況を?お……おお、おおおぉぉおお!?』
ロマニは機材でマシュの身体状況をチェックして驚き始める。
『身体能力、魔力回路、全てが向上している!これじゃ人間というより__』
「はい、サーヴァントそのものです、経緯は覚えていませんが、私はサーヴァントと融合したことで一命を取り留めたようです、今回、特異点Fの調査・解決のため、カルデアでは事前にサーヴァントが用意されていました、そのサーヴァントも先ほどの爆破でマスターを失い、消滅する運命であった、ですがその直前、彼は私に契約をもちかけてきました、英霊としての能力と宝具を譲り渡す代わりに、この特異点の原因を排除してほしい、と」
『英霊と人間の融合……デミ・サーヴァント、カルデア六つ目の実験だ、そうか、ようやく成功したのか、ではキミの中の英霊の意識があるのか?』
「能力と宝具って奴を譲り渡してるってことは無いだろ、消滅するギリギリだからか、もしくは片方しか意識が表面化しないんじゃないか?」
「……先輩の言う通り彼は戦闘能力を託して消滅しました、最後まで真名を告げずに、ですので、私は自分がどの英霊なのか、自分が手にしたこの武器がどのような宝具なのか、現時点ではまるでわかりません」
『……そうなのか、だがまあ、不幸中の幸いだな、召喚したサーヴァントが協力的とは限らないからね、けどマシュがサーヴァントになったのなら話は早い、何しろ全面的に信頼できる』
「(盾の英雄ってだけで絞れるんだがいかせん、俺個人はギャラハッドしか浮かばねえは、てか俺ケルト神話は網羅してるけど他はある程度知ってるぐらいだからな〜一応地方ケルトはケルト繋がりで少し詳しい位だし)」
マシュと融合した英霊について考えていた、
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