暁 〜小説投稿サイト〜
守りたいと思ったんだ
1話
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「2分じゃ無理じゃないか?」

「だね、ま、少しぐらいの遅刻は許されるよね、Aチームは問題ないようだし、ああ今の男はレフって言うんだ」

「知ってる、さっき会ったから」

「そうなのかい!だったら話が早い__」

 ロマニはレフやレイシフト等のちょっとしたことを教えてくれ向かおうとすると明かりが消失し__爆発とアナウンスから中央菅制室で火災発生の知らせが流れる。

「今のは爆発音か!?一体何が起こっている……!?モニター菅制室を写してくれ!みんな無事なのか!?」

 写し出されたのは爆発と火災で酷い状況になった中央菅制室だった、立香はあることを思い出す

「マシュ!!」

「立香君!?」

 立香は急いで部屋から飛び出し菅制室に向かって走る、ロマニは何か言おうとしたが立香の方が早かった。


 中央菅制室に生存者がいるとは思えない状況だっただが立香は真っ直ぐマシュを探して進んでいく、そして岩の下敷きになっているマシュを見つけることが出来た。

「マシュ!待ってろ今助ける!!」

「……あ、……いい、です……助かりません、から、それより、はやく、逃げないと」

「ふざけんな!諦めるんじゃねえ!!生きようとしない奴が助かるわけねぇだろ!!」

「……せん……ぱい」

 カルデアスのアナウンスが続き近未来百年までの地球において人類がいないことを告げられる、だが立香はそんなことに耳を傾けてすらいなかった

「諦めんじゃねえぞ、必ず……必ず助けてやるからな」

 だがそんななか運命は残酷だった、封鎖のアナウンスが流れ180秒後に封鎖するという。

「……隔壁、閉まっちゃい、ました、……もう、外に、は」

「だな、まあよくあるこった気にすんな」

 そんな中アナウンスは続き立香をマスターとして再設定され、レイシフトが開始される。

「……あの……せん、ぱい」

「何だ?」

「手を、握ってもらって、良いですか?」

「ああ、一緒に居てやる、例えどんな辛い状況でも……これは俺がマシュにたてる誓い(ゲッシュ)だ」

 立香はマシュの手を握り全てを受け入れる。
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