634部分:第四十九話 馬岱、真名を言うのことその五
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かないといった顔で話すのだった。
「あそこまで見事だとな」
「認めるしかないわね」
「幸い奥手の様だし」
「安心していいわね」
こんな話をしてだ。そのうえで二人も魏延を認めるのだった。しかし馬岱はこの時も嫌な顔をしていた。そうしているのであった。
何はともあれ最初の谷は越えた。しかしすぐにだった。
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