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異世界に転生したら、強くてニューゲームでした。(編集中)
魔法
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書庫を見つけたのは、探検を始めて三日目だった。家は広いし、カノンとシャノンは耳が良いから、隠れて移動するのはホントに大変だったよ…。

それでも見つける僕、頑張った!

2人に見つからないように、そろそろと書庫に入り、目当ての本を探す。

(あった!!)

エマが初等学校一年生のときに使ってた魔法学の教科書。

几帳面に、エマのだけでなく、レイラやダレンの教科書も全て残っている。ちょっとだけくたびれてるけど、折り目や落書きはない。

(やった、これなら分かりやすそう!)

早速ページを開く。本来なら7歳の使うものだけど、僕はチートだから文字は読める。

しかも、精神年齢は15歳だ。すぐに理解は出来た。

(えーと…魔力は、血と一緒に体内を流れてて…。それを、指先に集める感じ…。)

前世の僕は、イメージ力とか全然なかったはずなんだけど、必死に念じたらすぐにできた。

チートすごいな。

(後は…集めた魔力が、出したいものに変わるのをイメージする。うーん、最初だしでっかいのやったらヤバいよね…。えいっ!!)

《ポンッ》

小さな音と同時に、小さな雪玉が飛び出した。周りが、ちょっと涼しくなった。イメージしたのは、雪合戦で作ったやつ。

宙にふわふわ浮いている。

(やった、出来た!!じゃあ、他にも…、えいっ!!)

《ポンッ》

次に出したのは、火の玉。これは、焚き木の小さいバージョンでイメージできた。

出せたのは良いんだけど、雪玉にぶつかって、2つとも消えてしまった。

(うーん、コントロールも大事だなぁ…でも、方法がわかってよかった!これで、1人でも練習できるぞ!)

意気込んで戻ろうとしたら、教科書を落としてしまった。

《ドサッ》

(………………う、わああやらかしたぁ!!)

サーっと血の気が引く。固まった僕の前に、走ってくる白ウサギと黒ウサギが飛んできた。

尋常じゃない速度だ。

「イヴお坊ちゃん…?随分とお探ししたのですよ?」

「こんなところで、何してらっしゃるんですか?」

2人とも、一瞬で人型に戻り、僕の目線に屈んで言う。笑顔が怖いよ…。

「あ、あう……」

見つかったことで焦ってしまい、返事が出来ない。

言いたくないけど、この時点で涙目。

……仕方ないじゃん、体は幼児なんだよ!?豊かな感受性を持ってるの!!((言い訳

カノンは、泣きそうなのをみて、これ以上言ったら可哀想だと思ったのか、僕を抱き上げて部屋に向かって歩き出した。

シャノンは後ろから、僕が出しっ放しにしてしまった教科書を収め、ついてくる。

「全く…どうして書庫にいたのか分かりませんが、出歩いちゃダメですよ。お母様も心配されま
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