暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change11:開始直前〜twilight〜
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…本来の血筋であるルシファーが白龍皇とは。しかもテロリストとなっている始末、悪魔の未来は容易ではないのぉ」

「まそうですがこちらには頼もしい配下や眷属、それにとても心強い友人がいるのでね、そう簡単にはテロリストには屈しませんよ」

流石サーゼクス。

ああいう皮肉を言ってくるタイプには相当手馴れているな。

そしてオーディーンのジジィの視線がセラフォルーに移る。

「時にセラフォルー。その格好はなんじゃな?」

そうだった今のセラフォルーの格好は日本のアニメの魔法少女のような格好だった。

あいつパーティーが中止になったと聞いた瞬間即着替えたからな。

さらにはコスプレ好きでよくあの格好でうろついている始末。

そのせいで妹のソーナが苦労しているしな。

「あら、オーディンさま、ご存知ないのですか?これは魔法少女ですわよ☆」

ピースサインを横向きにしながら魔法少女がとるようなポーズをとっていやがる。

「ふむぅ。最近の若い者にはこういうのが流行っておるのかいの。なかなか、悪くないのぅ。ふむふむ、これはこれは。こういうのは我が北欧でも取り入れていこうかのぅ」

うわ、このジジイ…。ポーズの途中であらわになるパンツや足や揺れるおっぱいをまじまじと見ていやがる。

てか、この魔法少女を北欧でも取り入れるのか?

それを知ったヴァルキリーどもは即ストライキを起こしそうだが…。

そこにお付きのヴァルキリーが介入する。

「オーディンさま、卑猥なことはいけません!ヴァルハラの名が泣きます!」

「まったく、おまえは堅いのぉ。そんなんだから彼氏ができんのじゃ」

オーディンのその一言にヴァルキリーは泣きだす。

一体どうしたんだ?

「ど、どうせ、私は彼氏いない歴=年齢の戦乙女ですよ!私だって、か、彼氏ほしいのにぃ!うぅぅ!」

オーディンは嘆息する。

「すまんの。こやつはわしの現お付きじゃ。器量は良いんじゃが、いかせん堅くての。男の一つもできん」

なんか、ジジイもジジイで、御付きのヴァルキリーもあれだな。

正直北欧の主神があれでいいかたまに迷うことがあるぜ。

「おぬしも人のことをいえんじゃろう?アザゼル」

ちっ…さり気に心を読むなよ…まったく。

そして再び話はレーティングゲームの話題に移った。

「それにしても聞いたぞサーゼクス、セラフォルー、おぬしらの妹が戦うそうじゃな?まったく大事な妹たちが親友同士というのにぶつけおってからに。流石悪魔、考えることがタチが悪いのぉ」

「これぐらいは突破してもらわねば、悪魔の未来に希望が生まれません」

「うちのソーナちゃんが勝つに決まっているわ☆」

魔王様は自分の妹が勝つと信じているよ
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