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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
8.昨今の敵キャラは最初は人間で登場するものである
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もテニスができない。アンダンスタンド?レッツジュウモジヅツカキトリしてクダサーイ」
だが、ここまで来てしまってはこいつらに理屈は意味がない。せめて、雪ノ下が来るまでの時間稼ぎができればオーケーだ。
「まあ、でも。受けてもいいぜ?少しはチャンスをやらないとつまらないだろ?つーわけだ、由比ヶ浜、戸塚、材木座。しゅうごーう」
リア充組が何か言う前に、ほかの三人も集めた。
「八幡よ、勝算はあるのか?」
「俺が出る。向こうはおそらく葉山だろ?」
「最早勝算しかないな」
ひでぇ。何それ。俺ってそんなにチートキャラかよ。公式大会で禁止になるんじゃね?
「あとは、雪ノ下がくる時間稼ぎだ。あいつが来れば万事解け(ry」
「あれ?優美子やんの?」
「はあ?当たり前だし。あーしがテニスやりたいっつったんだけど」
「いやーでもたぶん向こう男子が出てくるんじゃないか?ヒキタニ君、だっけ?彼、そしたらちょっと不利だろ」
「じゃあ、男女混合ダブルスにすればいいんじゃん!」
はあ!?
「ヤバいぞ!今この場にお主と組める女子は皆無!どうする」
「ちょっ!あたしは!?」
「お前はさっきの走り込みの体力回復してねーだろ」
「うっ」
しかも、さっきのが無理な時点で戦力的に無理だな集中狙いされるのが関の山だ。
(私が出ます)
だめだ。もう少しで雪ノ下がくる。それまでの辛抱だ。
(でも、)
また、吐血したらどうするんだ。イヤだぞ、無理が祟って再発とか。もうだれも、いなくなってほしくないんだよ。
(っ!‥‥‥わかりました。そのかわり絶対勝ってくださいよ!)
当たり前だ。
とまあ、啖呵切ったはいいけど、マジでどうしよう。
「でもまあ、ヒキタニくんと組んでくれる子いるの?マジウケる」
「私が組むわ」
そこには、救急箱を片手に持った、体操服の女子生徒、我らが雪ノ下がいた。ナイスタイミングだ。雪ノ下。
「だって私だもの。で、どういう状況なの?」
「カクカクシカジカ、とまあ、そんなところだ」
「なるほど、大体わかったわ」
そう言うと、雪ノ下は戸塚のところへ向かっていった。
「はい、戸塚君。悪いけれど、処置は任せるわ。ちょっとコートの異物を清掃をしてくるから」
と高らかに葉山たちにラケットを突きつけ宣言していた。その姿はあまりにも凛々しく、かっこいいと言わざるをえなかった。もう、こいつを隊長にしね?雪ノ下隊でいいだろ。
「雪ノ下さん、だっけ?あーし悪いけど手加減とかできないから」
「私は手加減してあげるから安心なさい。その安いプライドを粉々してあげるわ」
やべーよ。なんか女の陰険な争いが始まっちゃったよ。
「なあ、ヒキタニくん。俺、テニスのルールとかよくわかんないからさ、適当でいいかな」
それでよく勝負使用な
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