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FAIRYTAIL 心を失くした少女
第2話 妖精の尻尾
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気揚々に一人、話すルーシィに酔いを起こしながらそう問いかけるナツ。

「悪い? 別にいいでしょ……、あたしだって、妖精の尻尾の役に立ちたいのよ……(それに……)」


ナツの言葉にそう返すと斜め前に座る俯き表情の見えないシロを見つめるルーシィ……



……あの話を聞いたら、もっと……


知りたいって……思っちゃったのよ……








(……シロ)


「……なに?」

「ううん! 何でもないわ」

「……そう」



ルーシィがミラから聞いた話……それは……








ーーーシロには……記憶が無いの……


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