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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十六話 シグナム攻略法
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ジを一発消費した。炎を纏うレヴァンティン。

「きた!」

アスカはそれを見て、自分の持つ中で最強強度の六角形のバリアを展開する。

「ラピ、カードリッジロード!」

さらに、二発のカードリッジを消費し、更にその魔力を加速させて増幅させる。

これで準備は整った。

(このヘキサバリアでも紫電一閃は防げない。シャーリー、行くぞ!)

アスカは呼吸を整え、シグナムを見る。

「ほう、いつものように慌てふためかないのだな?」

レヴァンティンを前で構えるシグナム。

「悪巧み、ですよ」

シグナムとの間合いを測りつつ、アスカはヘキサバリアを正面に移動させる。

「おもしろい、行くぞ!」

シグナムはレヴァンティンを振り上げ、一気に間合いを詰めた。

目の前にあるバリア諸共、切り裂くつもりで技を放つ。

「紫電一閃!」

ガァン!

バリアが脆くも切り裂かれた瞬間、アスカがラピッドガーディアンにプログラムされていた技を放った!

「紫電……一閃!」

「む?」

左のラピッドガーディアンが紫電一閃を放つ!

ガキィィィィィン!

凄まじい音が響きわたり、ラピッドガーディアンがレヴァンティンを受け止めた。

「ほう、真似たか……「紫電!」なに!?」

レヴァンティンを左で受け止めたまま、アスカは右の双剣を振るった。

「一閃!」

アスカの一撃がシグナムの胸部にたたき込まれる。

六課に来て、初めてシグナムに一撃を入れた瞬間であった。

「ぐっ!」

2、3歩、後ろによろめくシグナム。衝撃そのものは騎士甲冑が吸収しているから、ダメージは無い。

「ぐ…くっ!」

ガクッと膝から崩れ落ちたのは、攻撃をしたアスカの方だった。

「アスカ!」

倒れたアスカにシャーリーが駆け寄る。

「アスカ、どうしたの?怪我したの?」

苦しそうに顔を歪めるアスカを支えるシャーリー。なのはも慌てて駆けつける。

「な…なんだよ…紫電一閃…こんなに反動があるのか……」

魔力の流れ、身体強化計算を行い準備万端の筈だった。

だが、予想を上回る反動にアスカが耐えきれなかったのだ。

「身体強化の計算が間違が間違ってたんだ…すぐにシャマル先生を呼んでくるから!なのはさん、アスカをお願いします!」

シャーリーがアスカをなのはに頼み、シャマルを呼ぶ為に走り出す。

「ごめん、アスカ君。私の認識が甘かったみたいだね」

うずくまっているアスカを抱き寄せるなのは。

「…違い…ます…これ…は、お、オレの……」

「いいから喋らないで、このまま横になってね」

そう言って、なのははアスカを寝かせる。

なのはは、アスカ
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