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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十六話 シグナム攻略法
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せる。普段、アスカがしているように。
「「はい…」」
それでも、エリオとキャロは不安そうだ。
(情けないわね…アスカなら、エリオとキャロを安心させる事ができるのに)
今になって、ティアナはアスカの役割の難しさに気づいた。
「来たよ!」
緊張した声でスバルが指をさす。
騎士甲冑を身につけたシグナムが、訓練スペースに入ってきた。
その後ろを、バリアジャケット姿のなのはが続く。
アスカが、閉じていた目を開ける。
シグナムが歩みを止めた。
二人の距離は、約2メートル。
その間に入るように、なのはが立つ。
「これより、シグナム二等空尉と、アスカ二等陸士の試合を行います。双方、共に名乗りを」
なのはがそう言って、一歩下がった。
「時空管理局本局遺失物管理部、機動六課、ライトニング分隊、ライトニング5、二等陸士、アスカ・ザイオン!」
今の肩書きの全てで名乗るアスカ。
「夜天の書が守護騎士、烈火の将、シグナム!」
シグナムは管理局ではなく、仕える主の、己の誇りで名乗りを上げる。
「いざ…」
シグナムがレヴァンティンを鞘から抜く。
「尋常に…」
アスカが、ラピッドガーディアンを構える。
「「勝負!」」
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