暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
夏の素麺レシピ特集・その2
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


 ミキサーを準備するぞ。ミキサーにオクラ、角切りにした山芋、レシピの半分の量のめんつゆと水を加えて撹拌。滑らかになるまでミキサーにかける。もしもワサビを入れる予定なら、予めここで混ぜておくと汁に混ざっていい感じだぞ。滑らかなペーストになったら、残りのめんつゆと水を加えて更に混ぜ合わせる。

 器に盛り、薬味を添えれば汁の準備は完了。素麺を茹でてしっかりと〆て添えてやればOKだ。



「ホイきた、お次はオクラを使った『グリーンつけ汁』だ」

 素麺をオクラの鮮やかな緑のつけ汁に浸けると、オクラと山芋から出た粘りのお陰で、麺に汁がよく絡む。うっすら緑色に染まった素麺を啜り上げると、口一杯にオクラと山芋の風味が広がる。

「おぉ……これはいいな!」

「うんうん、オクラの青臭さがいい感じだよね!」

「ほんのりと効いてくるワサビも食欲をそそりますね」

 オクラも山芋も夏バテにいいとされるスタミナ食材だからな、今の時期にもうってつけだろうさ。




 さっぱりしたつけ汁だけ、ってのも飽きてくるか。お次はクリーミーなゴマを使ったつけ汁を2つ。


《クルミとゴマで濃厚つけ汁》※分量2人前

・めんつゆ(希釈済み):100〜120cc

・すりごま:大さじ1

・クルミ:大さじ1(15g)

・練りごま:大さじ2〜4

・砂糖:小さじ1〜お好みで

・おろししょうが:小さじ2

・味噌:小さじ2



 さて、作っていこう。まずはごまに合わせてクルミを擂り潰す。市販されてるすりごまをそのまんま使ってもいいが、食べる寸前に擂った方が香りが良いからな。擂り鉢が無い時にはミキサーとかを上手く使ってやってくれ。クルミ自体が無い場合には代わりにすりごまを大さじ1足せばいいぞ。

 ゴマとクルミが擂れたら、砂糖、練りごま、おろししょうが、味噌を加えて更に混ぜ合わせる。練りごまの量で汁の濃淡が変えられるからな、さっぱりした方がいいなら少な目、こってり濃厚なゴマだれを味わいたいなら多目に入れるといい。今回は大さじ4を入れた……俺の個人的趣味で。

 すりごまと調味料か混ざったら、めんつゆで少しずつ伸ばしていく。一気に全部を入れるのではなく、少しずつ加えて様子を見ながらやると失敗が少ないぞ。

 器に盛り、茹で上げて〆た素麺に添えたら完成。


「ハイよ、今度はゴマだ。《ゴマとクルミのつけ汁》……ゴマを多目に入れてあっから、濃いと思ったらめんつゆを適宜足してくれ」

「ゴマだけじゃないな、これは……」

「クルミ?でしょうか……ナッツのような香ばしさを感じます」

「流石は鳳翔、鋭いな」

「いえ、そんな……」

 顔を真っ赤にして照れる鳳翔。そこのド
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ