第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change10:黒猫…そして彼だけが知る男〜A lie and a shadow〜
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そして急に前を向き時分の姉に言い放つ。
「行きたくない…私はお姉さまのもとへは行かない…私は搭城小猫、リアスグレモリー様の眷属です!!」
小猫ちゃんの言葉に驚く小猫ちゃんのお姉さん。
小猫ちゃんよく言ったな!!
そして部長、最高ーです!!
「さて…イッセー行くぞ。仲間を守るために」
『ああ!!行くぜシン!!』
「へぇ。私達を同時に相手にしようだなんて、言ってくれるじゃない。よっぽど自信があるのかしら?」
「いんや、黒歌。赤龍帝はヴァーリと互角に戦い、そして奴はあのこの世のものとは思えない鎧をまとったカテレアを倒したんだぜ?正直あいつがいてもこっちが舐めてかかるとこちらが負けるぜ?」
美猴は何処からか取り出した棍棒を取り出し戦闘態勢に入る。
そして――――。
「行くぞイッセー」
『ああ!!』
それぞれの戦いが始まった。
―○●●●●○―
「おらよっと!!」
俺―――神無月進は今、美猴とフルフェイスマスクの男と戦っていた。
いや・・・正確にはフルフェイスマスクの男はこちらの戦闘に来ているだけで傍観していた。
まあ、大体素性は把握できているから納得できるものがある。
取り合ず今はあの美猴ってやつを何とかしないとな。
「喰らいな」
俺は走りながら『R-201カービン』を構え美猴に発砲する。
美猴は自身が持っている棍棒で銃弾をはじく。
だが威力に若干押されたか少し苦薬をかんだような表情をしている。
「クッ…ただの銃かと思いきやかなりやばい威力を持っているじゃねえか…」
それはそうだろう。いちおう龍王をひるませるだけの威力はあるからな。
とりあえずこいつをささっと無力化しないと奴と話そうにも話せない。
俺は片手で戦闘服のポーチにの中に入っている『ファイヤースター』を取り出しに美猴投げつける。
「こんなちゃっちい手裏剣なんざ俺っちには何にも意味はなさないぜ?」
美猴は俺が投げたファイヤースターを軽々とはじく。
すると、手裏剣はそのままはじけ黄色く光る液体が飛び出した。
「なんだこれ…………って!?あちぃぃぃぃ!?なんだこれ俺っちの鎧が簡単に溶かされているし!!」
『ファイヤースター』。
見た目はただの手裏剣に見えるが実際は強力なテルミット反応を起こし対象を燃やし尽くす軍需品。
俺が投げたと同時に対象に当たるか衝撃を与えるとテルミット反応を起こす。
どうやら人の位置を探る便利な仙術でも超科学で作られた武器は察知できないようだ。
そして隙はできた…。
「しばらく戦闘不能になってもらう」
俺そのま
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