妖精の逆襲
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「妖精の尻尾じゃぁぁぁぁぁぁ!」
俺達は、マスターの宣誓と同時にファントムに乗り込んだ。
各々が魔法を解放し次から次へと倒していく。
「調子に乗るな、妖精の尻尾がー!」
俺に複数の敵がかかってくるが、俺はそれを吹き飛ばす。
「邪魔だ、俺の前に立ってんじゃねぇーぞ。」
「ひっ……!」
「さっさと失せろ……黒竜の咆哮!」
「い、嫌だ…死にたく……!?」
「何もかも壊してやるよ。」
俺は笑顔で目の前の奴らに話してから、一気に殺意を剥き出す。
魔法で闇を右手に集め、物体化させる。
「暗黒剣。」
「あ、相手は1人だ、やっちまえ!」
「貴様らに断罪の鎖を……暗黒剣闇帝翔破。」
剣を上へと伸ばし、何も無い空間から黒色の球体を出す。
そして、言葉を放った瞬間に下へと振り下ろし球体を奴らにぶつける。
「ぐはぁっ……!」
「ワシが最上階にいるジョゼを止めてくる。」
「お気をつけて。」
俺の隣でエルザがマスターを送り出す。
「アルマ!」
「分かってる。」
俺は剣を横に一振し、マスターの道を作る。
「暗黒剣黒炎烈槍陣!」
『ギヒッ』
「エルザ!」
俺は上から殺気に反応し、隣にいたエルザを突き飛ばす。
先程エルザのいた部分に鉄槌が落ちてくる。
「黒竜!」
「あの時のお前かー!」
俺はギリッと音がしそうな程に歯を食いしばり、暗黒剣で切りつけていく。
「『俺はお前を"殺す"!』」
アルマはあまりの殺気と速度で、残像を残すかのように目の色が線となる。
だが、ある一瞬に上から誰かが落ちてくる。
それに気付いたナツは落ちてきた人を支える。
「じっちゃん…!?」
「マスター!?全員、引け!」
エルザは状況が悪いと判断し、全員に撤退命令を下す。
「アルマ、撤退だ……!」
「お前との勝負はお預けのようだなァ黒竜!」
「……っ!」
俺は暗闇を作り出し、その場を撤退する。
「……次こそ壊す。」
ギルドメンバーに聞こえないよう、呟いた。
撤退後、すぐさまマスターをポリューシカさんの所に連れていき手当をしてもらった。
ナツが遅れてルーシィと戻ってきた。
理由を聞くと、ルーシィはエレメント4に捕まり幽閉されていたという話をナツが聞き助けたらしい。
それを聞いた皆はもう我慢の限界だった。
俺達はギルドに集まっている。
そして、ミラが何とかしようとあちこちに散らばっているS級魔導士に通信用ラクリマで呼びかけ
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