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FAIRY TAIL ー唯一の滅竜魔導士ー
幽鬼の支配者
襲われた妖精
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して、手で持っていた人も俺に向かって投げ飛ばしてきた。

「ア……ル……マ……。」

「レ……ビィを……。」

足元からする声の主、それはジェットとドロイ。

そして俺の方に投げ飛ばされた人物はレビィ。

「ごめ…んね……アル…マ……。」

「……3人とも喋るな。」

俺はそっとレビィを地面に横たわらせ、目の前にいる奴を睨んだ。

「……ギルドに傷をつけたまでは許せたが、仲間を傷つけた奴には容赦しねぇぞ。」

「ギヒ、妖精の尻尾で最強の滅竜魔導士はお前か?」

「最強かどうかは知らねぇが、滅竜魔導士だ!」

そこから俺は一気に奴との間を詰め、攻撃態勢に入った。

「黒竜の鉄拳!」

「鉄竜の鉄拳!」

──鉄の滅竜魔導士か…!?

「俺様もお前と同じく滅竜魔導士だァ!」

俺は一旦距離を取り、深呼吸する。

──落ち着け、ここで奴の流れに乗ったら俺の負けだ。

思い出せ、この世で一番怖いものを。

「その魔…!?(姿を消しただと!?)」

「こっちだ。」

「!?」

「黒竜の咆哮!」

俺は脚に力を入れ奴の後ろに周り咆哮を喰らわせ、隙が出来た瞬間に次の攻撃をする。

「黒竜の翼撃!」

すると、俺が歩いてきた方向から人影が現れる。

俺がなかなかルーシィの家に来なかったからだろう、エルザ達が来ていた。

「……黒竜、次会った時は俺様が勝つ」

そう言った瞬間、奴は目の前から姿を消した。

「アルマどうし……!?」

「レビィちゃん…!?」

エルザやルーシィ、ナツ、グレイ、ハッピーは何があったのか理解出来ていなかった。

それもそうだ、レビィとジェット、ドロイはボロボロで切られた服のお腹辺りにはファントムのギルドマークが押されているのだから。

「……ポリューシカさんの所に3人を連れて行く。」

ポリューシカさんの頃に連れていき、3人の傷を見てもらった。

ナツは今すぐにでもファントムに乗り込むと言って話を聞かなかったが、エルザが気絶させ一旦ギルドに向かう事になった。








「……ガキの血を見て、黙ってる親はいねぇんだよ」

ギルド内に響く、マスターの怒り。

「戦争じゃ。」

その一言で、妖精の尻尾はファントムに乗り込んだ。
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