暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第24話『夢人』
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れも、乾さん一人では無く、皆さんに。」
「お前、スマートブレインの関係者か?」
「いいえ。僕も先程のオルフェノクに襲われました。その事で、お話したいのです。」
「何!?複数いるのか?」
「はい。それも、カイザだけでなくデルタの姿をしたオルフェノクもいました。」
「…分かった。来い。」
巧はそう言うと、雅を案内するように帰る。

雅は西洋洗濯舗 菊池に着くと、三原も到着し、中に入る。
「たっくん、その子誰?お客さん?」
この店の店主、菊池啓太郎は雅に質問する。
「いいえ。僕はこのギアを託されて、ここまで来た者です。」
雅は花形との会話、この世界の危機を話す。
「異世界から来た─にわかには信じがたいが、現にこうしている時点で納得するしか出来ないな。それに、その話が事実なら巧さんが危険だ。」
三原は状況に納得する。
「三原君、どうして巧が?」
巧の協力者で、ファイズギアの持ち主の園田真理は質問する。
「巧さんは、前にデルタに変身したことがある。それに─」
三原は巧の手を見る。巧の手は少しずつ灰に変わり初めていた。
「それで、皆さんにはこれを持っていて欲しいのです。」
雅は、白紙のカードを巧達に渡す。
「これは?」
巧は雅に質問する。
「御守りみたいなものです。きっと、それが皆さんの希望の光になるはずです。」
雅が話していると、
「悪い。海堂の奴を呼ぶ。あいつもいた方がいいだろう。」
巧はそう言うと、ファイズフォンを開き外へ出る。
「確かに、海堂さんは貴重な戦力になりますね。」
雅は既に親しい関係かのようにその輪の中に溶け込み、話しをしていた。しかし、巧が何時まで経っても戻ってこない為一同が外出ると、驚くべき事が起きていた。巧は、身体が灰となり、崩れ初めていた。
「やっぱ限界だったか。あとは頼んだ。」
巧はそう言うとオルフェノクとしての一生を終えてしまい、その灰は、姿を変えてデルタオルフェノクとなり、それから脱皮するかのようにアークオルフェノクに変化した。
「ようやく見つけた。最も強固な肉体を。」
アークオルフェノクはそう言う。
「やはり、最初から巧さんが狙いだったのか!」
雅は叫ぶ。
「別に、それはどうだってよかった。」
アークオルフェノクの言葉に、雅達の右手は必然と拳を握っていた。そして、それに呼応するかのように白紙のカードは光輝いていた。
「今なら行ける!集え、世界の願い!」
雅は自身の白紙のカードを天に掲げコールし、ファイズの世界のワールドホープを完成させて、スキャンする。
【WORLD HOPE-KAMEN RIDER 555-】
「何をしても無意味だ。ッ!!」
アークオルフェノクは驚く。何故なら、突然自身の胸部が輝き、その中から巧が現れたからだ。
「悪かった。とりあえず、
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