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奇妙な暗殺教室
映画村の時間
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よぉぉ!!!」


「ウキャアアアアア  さわらないでえええええ し、死ねえええ!! 」


「にゅにゃぁあああああああああああ!!!」



 中に入るとまぁ…ご覧の通り予想通りだった。正確に言うと想像以上だった。
クオリティーが凄すぎて目の前の光景がカオスな物になっているが日常的にこんな感じなので今更驚きはしない。


ん?俺は怖くないのかって?師匠の殺す気の組手の方が怖いから全く怖くはない。まぁアレは本当に命の危険があるんだけどな


 「ジョ…ジョジョそこにいるよね!?いきなり走り出して置き去りになんてしないよね!?」


だが、周りの連中には相当怖い様でお化け屋敷に慣れているであろ筈の中村が健気に俺の制服の袖の隅っこをぎゅっと握り締めしおらしくなっている。


「はいはい…置き去りになんてしねーから黙って素数でも数えとけよ。師匠曰く素数を数えると勇気が湧いてくるらしいぞ」


「1.3.5.7.11.13.17.19.23.29.31.37.39.41.43」


「冗談で言ったんだが……本当に数えるのかよ」


まぁこんな感じでお化け屋敷を抜けた。何?物足りないだ?悪いがそこら辺はあいつらの尊厳の為にも非公開だ。





お化け屋敷からなんとか脱出した殺せんせーを加えた6人と1匹は近くにあった甘味処で一息ついていた。


「はぁ〜怖かった」


「流石にまだ心臓がバクバクいってる…」


「そうだなあの仕掛けには相当びっくりさせられたな」


「いや、2人ともそんな素振りなくね?」


「いやいや、三村君2人はそう言うキャラクターなんだから作者もそう書くしかないのよ」


「不破…メタ発言はその程度にしてやれ」


……約1名お化け屋敷とは全く関係ない感想を述べているが気にしない


「にゅ、ま、まぁ先生クラスになればはこの程度のお化け屋敷は余裕ですけどね!」


そう言い精一杯の強がりを零す殺せんせーだが、この言葉を待っていたのか様に千葉は懐に仕舞ってあったボイスレコーダーを取り出した。


「『べ、べべべべ別に怖く無いですよぉ〜。先生だってホラー映画はしょっちゅう見るんですよぉ〜』


『にゅにゃぁあああああああああああ!!!顔なしお化けぇぇぇぇぇぇ!!!」


殺せんせーこれは一体どう言うことなんだ?」


そう言い殺せんせーがビビりまくっていたボイスレコーダーを取り出し音声を流し始める千葉。


当然殺せんせーの表情は真っ青だ。


「にゅにゃぁあああああああああ!いつの間にそんな物をぉぉぉぉ!」


「さぁて殺せんせー私達後で特大の抹茶パフェ食べたいんだよねぇ〜。
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