映画村の時間
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ますよね?」
「ええ、ご一緒します。しかし、どこへ行くのですか?」
「それを聞くのは野暮ってもんでしょ」
「そうそう見てからのお楽しみって奴ですよ」
不破と中村がぐいぐいとせんせーを引っ張りながら言うので、せんせーはそれに従って目的地まで向かった・・・
映画村は、時代劇やドラマ、映画の撮影だけに目を向けられがちだが、実はトンデモナイ人気スポットがある。
「こ、これは……」
殺せんせー一行の目の前には他の学校の修学旅行生の行列と『大映お化け屋敷』日本でも屈指の怖さを誇ると言われるお化け屋敷だ。
その証拠に建物に入る前にこんな注意書きの看板があった。
* 付き添いのない車いすの方
* 妊娠中、酒気を帯びている、体調がすぐれない方
* 心臓が弱い、疾患がある方や、高血圧、低血圧の方
* 本格時代劇扮装や、コスプレをしている方
* 2歳以下の子ども
* 16歳以上の同伴者がいない未就学児童
* 係員の指示に従わない方
* 以下のルールを守れないお客様は入場できません
成る程、怖さの余り、他のお化け屋敷よりも詳細な制限がかけられている。相当怖そうだな。
「入口扉より中にお進みになると、途中で出ること戻ることはできません。?また、返金、メンバー交代もできません。?怖くても、出口まで必ずお進みください…か」
「成る程…まさかここまで来て入らないっていう選択肢はないよね?殺せんせー」
「べ、べべべべ別に怖く無いですよぉ〜。先生だってホラー映画はしょっちゅう見るんですよぉ〜」
規格外の超生物である殺せんせーも呂律が回らないほど怖がっている。
?実際に建物の近くでは、入っていった人の叫び声が頻繁に聞こえる。これはマジだな…うん
「確か去年のテーマは「丑の刻参り」だったんだよなジョジョ?」
丑の刻参りとは、日本に昔から伝わっている呪術の一つで、丑の刻に呪いたい相手に見立てた藁人形を五寸釘で木などに打ち込むというもので、嫉妬や怒りに狂った女性が相手を殺してしまったという言い伝えが残っていて、怖い話として有名な話の1つだ。
「あぁ、誰もが知っている話だからこそのこその怖さなんだろう。なぁ…殺せんせー?」
「そ、そうですね…まぁ先生は根も葉もない噂はし、信じないんですけどね!」
そう言い殺せんせーはあまりにも分かりやすい反応する。正直予想通り過ぎてちょっと引く
「そんじゃあ…順番も来たから行きますか」
さぁて…暗殺に移行する前にじっくり削らせてもらいますか
「ギャアアアアアアアア なんでこんなとこにゾンビがいるんだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ