暁 〜小説投稿サイト〜
奇妙な暗殺教室
映画村の時間
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つ仕掛けを乗り越えた。


「よお…遅かったな」


中村達がやっと思いでからくり屋敷を抜けると先にからくり屋敷を攻略した丈一郎達が待っていた。


「ジョジョ速すぎ…本当に初見なの?」


「まぁな…こういう類の物は変に考えるよりも直感力に頼った方が良いんだよ。」



プロ棋士が次の一手を選ぶ際『思考』ではなく『直感』で選ぶ打たれる事が多いと言われる。


これはプロがアマチュアにはない脳の神経回路を駆使しているからだといわれる。
それは長い訓練により得られる力でありこの力を世間一般では『直感力』と呼んでいる。


つまり、直感力とは、その分野に精通し数々の修羅場をくぐり抜けてきた経験や思考の蓄積の中から得る事ができる研鑽の力なのだ。


「まぁ最後は速水に負けたけどな」


「「「………え?」」」


「最後の仕掛けが二択あって速水の実力を見てみたくなったから速水と千葉がくるまで待ってたら気づいたら負けたらスウィーツを奢ることになってな。コイントスでルートを決めて同時にスタートしたらタッチ差で負けた。」


丈一郎がそう言いチラッと視線を向ける先には美味しそうに抹茶タルトを頬張る速水と千葉がいた。


「ふーん…でも意外だね。ウチが知ってるジョジョは相当な負けず嫌いな筈だからこうゆう勝負にも手を抜かないと思っていたよ」


中村の発言に三村と不破もウンウンと首と縦に振るう。


「確かに…俺は勝負で負けるのが嫌いだがそこまで大人気ない訳じゃない。それにあんなに差をつけた時点で俺は十分に満足したんであそこで負けても痛くも痒くも無い」


丈一郎の言う通り、あれ程の大差をつけた時点で丈一郎の勝利はほぼ確定されてと同然だった。つまり、今回は試合に負けて勝負に勝ったと言うことになり、丈一郎がそう思う事は彼らしいと言ったら彼らしい考え方だった。


「さて、お前らが出てくる前に殺せんせーから連絡があってな。そろそろ此処に来るってよ」


そう言うと丈一郎の表情が真剣な表情に変わる。


「とりあえず殺せんせーが此処に来るまで待機してるのが良いんじゃねぇか?」


と呟いた時、ヒュン!! と2班にの前に現れた殺せんせーに6人は「来た・・・」と声をそろえて言った。


「皆さん、楽しんでますか? 私は、先程、1班の方へと先に行き、トロッコ列車に乗ってきましてねぇ・・・素晴らしい眺めでしたよ」


「へぇ…そりゃあ良かったですね。」


殺せんせーは何時もの様にシマシマ模様のナメている表情を浮かべる。
だが、そのナメた表情がどんな表情に変わるのかと思うと心なしか心が踊る。


「私達これから次の場所に行くんですけどせんせーも来
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