暁 〜小説投稿サイト〜
奇妙な暗殺教室
映画村の時間
[2/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
きる事を祈りながら




◆◇◆◇◆◇◆◇



同時刻、丈一郎が所属している第2班は、朝食を終えて殺せんせーを殺す為の狙撃スポットを目指していた。


「は、はっくしょっい!」


だが、ほぼ不眠不休と移動の疲れが出たのか丈一郎は少し風邪気味であった。


「あのジョジョでも風邪を引くのね…意外だわ」


「それとも誰かに噂されているのかもな」


そう言い速水と三村は首を傾げ、それを見て中村が「ジョジョの噂ってwww」っと言いなが必死に笑いを堪えている。確かに誰かが噂話をしているときにくしゃみがでるというが、個人的にめんどくさいんで迷信であってもらいたい。


?「確か1回目のくしゃみは、批判されている噂。2回目は、笑い者にされている。3回目は、誰かに惚れられ、4回くしゃみをするようなら、それは風邪をひいている…だったな」


?「へー私は1回目は、誰かに褒められている噂。2回目は、誰かに憎まれている。3回目は惚れられている噂。4回目は風邪をひいているって聞いたよ」


?「私は1回目は褒められ、2回目はふられ、3回目は惚れられ、4回目は風邪だって聞いた」


上から三村、不破、速水の順にくしゃみに関する噂を披露していく。共通しているのはどの噂にも3回目と4回目は同じ内容だが、1回目と2回目はやはり地域性(?)がでている。


「まぁジョジョの噂は酷いのばっかりだけどねwwwwww」



「おいこら、その噂の原因は殆どカルマとお前なんだが?」



にっこりとこの上ない笑顔で中村に問いかける。無論、丈一郎のこめかみには青筋を立てていた。


「あはは……そうだっけ?」


中村はヤバイと感じたのか速水や不破に助けを求めるが、『触らぬ神に祟りなし』『沈黙は金』という格言に従い黙秘を貫く。


「お陰でほぼ毎日不良に絡まれたり何個かバイト辞めさせられるわ踏んだり蹴ったりでな…まさか心当たりが無いとは言わないよな?」


その言葉を聞くと心当たりがチラホラと浮かぶ。いや、多すぎて何が原因なのかわからなかった。となればやる事は1つだ。


「あー……えーと……ごめんなさい。」


素直に謝る中村が意外だったのかキョトンとするが、ふと笑みを浮かべ頭の上でかるく手をはずませる ??


「別に怒ってねーよ。起きてしまった事をいつまでもネチネチ言う気はねーからな。まぁいつも誰かをいじり倒すお前がアタフタするのは見てて面白そうだったからな…からかってみた」


そう言い丈一郎は微笑んだ。


「えぇ……と…その……」


突然投下された微笑みの爆弾を喰らい、中村は恥ずかしそうに辺りをうかがるが、周りにいる不破達
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ