蒼雷の恋慕 04
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
やから性的欲求が強いとかどこかで聞いたことあるし。ショウくんも薬指の方が長いからなぁ……。
初めての時はあれやけど……いやもしかしたら初夜から激しいかもしれへんな。まあ……私はそれで全く構わへんのやけど。
割とショウくんから激しく求められる感じでひとりでやっとったりするしなぁ……べべ別におかしなこと言ってへんからな。女だって性的な欲求はあるんやし!
そ、それに別に私はそういうことがしたいからそういうことをしとるんやあらへん。将来的にショウくんとの子供は男の子と女の子、ひとりずつはほしいっていう将来設計の元でやっとるんや。ま、まあ……結婚する前に恋人としての時間はほしいけどな。色々と……経験したいとは思うし。
って、こんなこと考えてる場合やあらへん。今はレヴィの対応をせんと!
「ねぇはやてん、子供ってどうやって出来るのかな!」
「大声で何言ってるんや! ま、まあ聞かれて困る相手は今は居らんけど……」
末っ子のリインやJ・S事件後に家族になったアギトとかも今日は仕事やらで帰って来んし。ヴィータはリビングの方から「何の話してんた……」みたいな呆れた感じに顔を出しとるけど、別に見た目は子供やけど中身は十分に大人やからな。
というか……レヴィをけしかけたのってヴィータなんやないやろか。
シュテルやショウくんがレヴィに好きって気持ちを教えようとするのも分かるけど、だからってあのレヴィが私に対して好きな人居るよねって断定の形で聞くのはおかしいし。多分この調子ならヴィータにも似たような話をした可能性が高い。それで私に振った線は十分に考えられる。確証はないけども……
「えっとな……それはその恋人が出来れば自然と分かるというか、調べたら分かることやし」
「そうなの? よし、なら……!」
「あぁでも! そういうのは特別に好きな人が出来て、想いが実って恋人が出来てからでも遅くはないで。今のレヴィには必要のない知識やし」
「そっか……でも知ってて損はないよね? 前もって知ってたの方が物理的にも精神的にも準備できるし」
「た、確かにそうやけど……それよりもまずは好きの違いを理解してからやな。それが理解できんとその知識も意味がないし。どうしても知りたいなら……王さまに許可を取るというか聞いたらええよ」
ごめん王さま……王さまだって聞かれたら説明に困るやろうけど、これ以上私には説明できへん。知識はあっても経験はないし。まあそれは王さまも同じやろうし、言動は違えど感性は私に似とるからレヴィに質問されても今の私みたいに困るだけやろうけど。
でも……王さまの方が付き合い長いし、こういうときのレヴィの対処法も知っとるやろ。これがなのはちゃんとかに聞かれてたら私が頑張って答えるけど、レヴィはそっちの担当なんやから頑張って。多分レヴィは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ