ちいさな家
[3/3]
[9]前 最初
った女の子の言葉は本当でしょう。でもそれ以上に、女の子がピンクを好きであればある程、べったりと上塗りされた黒をみたときの悲しみが2倍にも3倍にもなってしまうのでした。それが家にもわかりました。
ただ、ただ家は女の子に喜んでもらいたかっただけなのに。
家の壁は真っ黒に戻りました。
それから、もう、黒いペンキがはがれることは二度とありませんでした。
やさしい家と、ちいさな女の子のおはなし。
[9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ