1.カエルと相棒1匹目
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一応聞いてみるか。
「おい爺さん!これどう使えばいいんだ!?」
『アニメのポケモンを観てたならわかると思うが、ボタンを押せばでっかくなって投げるか出てくるよう命じれば出てくるぞ。』
本当にアニメと同じみたいだった。
使い方がわかったところで俺はボールについてるボタンを押してみる。
するとボールは野球のボールくらいのサイズになり俺はそれを目の前に放り投げた。
「よし、出て来い!」
そして投げたボールは空中で開き中から白い光と共に中に入っていたポケモンが出てきた。
誰が出てくる?
「キュ〜…。」
「おお!お前か!」
出てきたのは爺さんに頼んだとおり俺がゲームで手持ちに入れていたポケモンでポケモンの中で最も有名なピカチュウ…に似ているボロボロの布切れを被り後ろにピカチュウの尻尾の形に似た木の板が付いたばけのかわポケモン、ミミッキュだった。
現れた本物のポケモンに俺はこんな状況にもかかわらず興奮する。
しかし本当だったらじゃれあいたいところだが今はそれどころではない。
「ミミッキュ!早速で悪いが助けてくれえ!!」
「キュッ!」
俺が助けるよう命じるとミミッキュは納得するように返事をしジャンプして俺の頭上を越えデカガエルの前に出る。
そしてデカガエルに向かって黒いエネルギーの球体を放ちエネルギー球はカエルに当たると爆発しカエルを吹っ飛ばした。
「おお!」
今のはシャドーボールか!
あれ?でもたしか…。
「俺、ミミッキュにシャドーボールなんて覚えさせてないんだけど?」
そう、ミミッキュは元々物理攻撃のが高いので俺は特殊攻撃のシャドーボールは覚えさせてなかったはずだ。
どういうことだ?
『ああ、それはワシの力でお前さんのポケモン全てをそのポケモンが覚えられる技が全て使えるようにしたからじゃ。ゲームやアニメみたいに4つだけだと戦いのバリエーションが少なくなってしまうと思ってな。もちろんタマゴ技や教え技を含めてじゃ。』
「おお!そうだったのか!」
そいつは便利だ。
そうとわかれば…!
「このデカガエルめ、よくも散々追い掛け回してくれたな!頭も唾液まみれにしてくれやがって!覚悟しやがれ!」
そして俺はミミッキュにとりあえず今思いついたミミッキュの使える技を指示した。
「ミミッキュ!あのデカガエルにシャドーボールを何発か連発してからサイコキネシスで数回地面に叩き付けて10万ボルトだ!」
「キュッ!!」
俺の指示を聞きミミッキュ今俺が言ったようにデカガエルに向かってシャドボを連発しサイコキネシスでデカガエルを宙に浮かばせ地面に向かって数回たたきつける。
カエルがでかいからかそれともミミッキュの力が強いからなのか、カエルがたたき付けられた所は軽いク
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