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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica2-B特殊機動戦闘騎隊〜Clue〜
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々と帰る予定だったけど、被疑者全員をクララのスキルでシャーリーンの護送室へ転送させた。護衛としてクララ本人とクラリスとミヤビを同行させた。
(これでシャーリーンに敵が侵入しても、そう簡単にスキュラのように暗殺される心配はないはず)
そしてわたしは、ルシルの張った結界へと突入。ルシルが相手にしているのは“スキュラ”姉妹の長女・アルファの殺害犯と思われる風を操る騎士。航空空母“アンドレアルフス”を寸断した、その圧倒的な切断力は未だ忘れていない。
「3年前の借りは、今日ここで返す・・・!」
だからと言って感情で動くわけにはいかない。ルシルからの報告によれば、暗殺者――風の騎士(仮)は槍を使う騎士。推定魔力ランクはS+。エレベータの崩壊は連中も望んでいないようで、例の転移スキルによる離脱を試みているようだけど・・・。
(ルシルがガチで捕まえようとしてる以上、まず相手は逃げきれない)
だだっ広い半月上のステーションホールには、ルシルの魔力光であるサファイアブルーに光り輝く魔力スフィアが何十基と展開されてる。
――
舞い降るは
(
コード
)
、
汝の雷光
(
パシエル
)
――
「ジャッジメント!」
周囲に発生させた雷撃の槍を雨のように降らせて風の騎士を追い込んでくルシル。騎士は2m弱の槍型デバイスを振るって、回避しきれない雷槍を弾き飛ばしてく。それだけであの騎士のレベルが高いことが判る。アレで犯罪者だなんて勿体なさすぎる。
――トランスファーゲート――
捌き切ったところで例の空間の歪みが騎士の背後に出現した。彼はすかさず入ろうとするけど・・・
「何度も言っているだろう、逃がさないと!」
――
煌き示せ
(
コード
)
、
汝の閃輝
(
アダメル
)
――
ホールの各所に展開されてた魔力スフィアから砲撃が数発と発射される。離脱しようとしてた騎士と空間の歪みの間に撃ち込まれて、床への着弾時に発生した魔力爆発に騎士は「・・・っく!」吹き飛ばされた。そんな彼の向かう先にあの歪みが発生した。
――光牙閃衝連刃――
ルシルの遠隔砲撃が発射されるより早く、わたしは“キルシュブリューテ”の刀身に付加した魔力を槍のように4本と放つ。2本は騎士へと直撃コース、2本は歪みコースだ。彼は宙で槍を振るって私の光槍2本を弾き飛ばして、残り2本は歪みの中に消えた。その直後に歪みが消失して、歪みが元あった地点に彼が降り立った。
『シャル、伏兵への警戒を頼む』
――
闇よ誘え
(
コード
)
、
汝の宵手
(
カムエル
)
――
『んッ、任せて!』
わたしの存在に一瞬気を取られて隙を見せた騎士の足元にある影から複数の触手が伸びて来て、「っ・・・!」彼を拘束しようとした。それを横目に、彼を助けようとするであろう伏兵の迎撃を行うべく
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