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GOD EATER STUDIUM
第一部 少年たち
第四章
無慈悲な世界
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もう、バーストも限界に近いこの状態を更新するには、次の攻撃で捕食を仕掛けないと)
覚悟を決めるために岩陰の方を見る。
「にげてええええええええ」
ルイはとっさに銃モードに変え、岩陰に忍び寄っていたオウガテイルの残存に向かって弾丸を放つ。弾丸は真っすぐオウガテイルを貫く。オウガテイルはそのまま倒れこむ。すぐさま剣モードに戻して、オウガテイルのコアを摘出する。すると後ろで声にならない悲鳴がする。すぐさま声の方をみる。すると岩陰に隠れていた老夫婦と男の子をスサノオが見つけていた。スサノオは神機と男の子を喰らおうする。銃モードにして銃弾を放とうとするが時すでに遅く。銃口から銃弾は放たれなかった。
「やめてえええええええぇぇぇぇえ、いやああああああああぁぁあ」
どれだけ声をあげてもスサノオに響くことは無い。この世界はいつも無慈悲である。

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