第一部 少年たち
第四章
無慈悲な世界
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よ」
「ありがとうございます。みなさんはここにいてください。私が必ずスサノオの脅威からみなさんをお守りします」
岩陰からスサノオの方を除くと周囲を確認しつつこちらの岩に進行している。服の裾が引っ張られる。
「おねいちゃん、死なないでね」
男の子の頬にキスをする。そして男の子の頭をなでる。
「ありがとう。一緒に生きよ」
勢いよく、岩から飛び出す。腹部が少し痛む。スサノオは気付くと剣尾を振り回す。
(攻撃が変わった。もしかしたらまだ)
自分にあたりそうな攻撃は装甲を展開して弾く、スサノオの足を捕食する。体内のオラクル細胞が活性化する。バースト解放。すぐさま飛び、さらに空中でもう一段飛ぶ。そしてスサノオの剣尾を切り刻む。スサノオは攻撃を嫌がり剣尾で攻撃する。それを空中で装甲を展開してガードする。着地と同時にスサノオの懐に回り込み前足と口元を神機で薙ぎ払う。その攻撃に合わせるからちでスサノオの腕の神機で殴られる。回避、ガードが間に合わず、後方に飛ぶもの態勢を崩さずに着地する。スサノオは大きく口を開き咆哮をあげる。体は神々しく光はじめる。前方に突っ込み神機を切りかかる。スサノオは神機を左右に動かし、攻撃をかわす。更踏み込み、口元を攻撃する。スサノオは神機を二つ高くあげ叩きつける。バックステップで避け、たたきつけられた神機を捕食する。もう一度神機をあげてたたきつけをする。回避が間に合わないと考えガードする。勢いを殺すことができなく吹っ飛ばされる。バク宙をして態勢を立てなおす。スサノオは剣尾を地面に刺す。その瞬間地面が爆発する。爆発に巻き込まれ態勢を崩す、追い打ちの様に神機で噛みついてくる。同じように捕食モードにしてその神機を喰らう。衝撃がはしる。互いに距離を取る。スサノオは光の玉を生成して飛ばす。ひとつ一つ丁寧にかわす。銃モードに変形して口に向かってでかい貫通レーザーを放つ。スサノオの口から体内を抉り、スサノオに風穴を開ける。流石のスサノオも怯む。その隙に剣モードに変えて前足、神機の順に攻撃するもスサノオの突進を直撃する。
(簡単に倒せるとは思ってもいなかったけど、強い)
攻撃がさっきよりも当たるようになったがスサノオの攻撃も重みを増した。拮抗する力にルイは焦りを感じていた。ルイが今機敏に動けている理由にはバースト状態に入っているから他ならない。しかし、バーストモードは相手を捕食してなれる。時間も限られている。その限界を突破するにはさらに捕食するしかない。捕食後は隙が生まれてダメージを受ける可能性が増える。またルイの体力自体も限界に近い状態であった。もってあと数回の攻撃を受けることはできるがそれ以上を受けると動けなくなることを直感していた。だが、バーストが切れるたら、死ぬことは免れない。あの人たちのためにも、そう他人の心配がルイを焦られていた。
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