暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY
1部 サウスタウン
出会い
兄妹
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 改めて魔法使いの頭脳というのはすごいと感じた。
渡米してきた時は僧侶呪文のタンズという呪文で会話をし、魔術師呪文のコンプリート・ランゲージズで言語を理解していたものだが、そうこうしているうちに1週間もかからずに英語をネイティブ並みに話せるようになっていった。
本屋に行けばほぼ毎月のように出ている英語の勉強の本がこんな簡単に日本人にとっては夢のような話かもしれない。

 テリーとジョー兄に出会って次の朝日課の朝のランニング
これも魔法使いになってわかったことなんだが、魔法を使うのに、思った以上に体力が必要だという事
確かに精神力は大いに関係があるのだが、体力もすごく奪われる
ではなぜ普通の魔法使いは体力がないのかというとそれ以上に魔法の研究をしないと会得が出来ないから、時間が足りない。
それこそDBの精神と時の部屋が必要なぐらい
俺はというと基本がD・Sなだけあって体力はある
この世界に来てある事件から身を守るために格闘を練習したおかげもある。
 
 イーストアイランドに行くのだが残念ながらここからあそこまで行くには少し距離がありすぎる
入り口まで約20マイル。キロ計算だと約32キロそんなに走れるかって言うわけで不可視(インヴィジビリティ)呪文で姿を消して、
瞬間移動(テレポート)でいつもの場所に行く。
そして周囲に人がいないかを確認して不可視の呪文を解く

 瞬間移動の呪文はやはり厄介
自分の知っている場所じゃないとどこに飛ばされるかわからないと来ているから、DBの悟空の瞬間移動があれば良いのだが、これものちの課題だな

 イーストアイランドのサウンドビーチで軽い汗をかき、朝ごはんにもう定番のパオパオカフェに行こうとしたところでその光景を見てしまった。

 何とテリーと昨日の騒動の張本人サウスタウンクイーンのリリィが一緒にいるところをそして、リリィがテリーの手のひらをなめているのは少しどころがすごくエロく感じた。
その周囲には多分ストリートチルドレンかもしれない子供たちが大勢集まっていた。
リリィはそのまま後ろの黒い車に乗っていった。

「テリー朝から熱いわね」

 テリーはすぐさま俺の方を向いた。

「綾見てたのか」
「丁度パオパオカフェに行こうとしたところでラブシーンでちょっと恥ずかしかったかも」
「はは、そんな関係じゃないぜ」
「ジョー兄と一緒かなって思ったら朝からのあいびきなんて」
「朝通りかかったら丁度あっただけさ」
「そうなんだ、一瞬思い詰めた感じがしたんだけど何かあったの」

 俺はリリィが去っていく瞬間のあのテリーの顔が変わった瞬間を見逃さなかった。

「いや、俺が子供のころに合った女の子に似ている感じがしてな」
「ふ〜ん、テリー今から朝を食べに行くんだけど、一
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ