第9話 原野商法
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判らなかったし、
別に借りがあるわけでもない、更に見返りを求めて来ないのも不気味だったが、
両親が、ブラウンシュヴァイク公爵に支援を求めることにした為に決定したのである。
悔しがったのは、リッテンハイム侯爵とヘルクスハイマー伯爵であるが、ブラウンシュヴァイク公爵が皇帝陛下にまで頼んで、諫めて貰ったため矛を収めざるを得なくなった。
それから、ブラウンシュヴァイク公爵の肝いりで、資金の融資も受けられ、惑星開発会社を設立して社長に父のアンスガーを、法律顧問にキルヒアイスの父上が法務省を退任して就いてくれたのである。
また、ミューゼル父も会社に勤めることとなった。
帝国暦479年1月
しかし、旨く行きましたね。あれほど旨く行くとは思いませんでしたよ。
OVAの様に強突張りの、リッテンハイムとヘルクスハイマーがしゃしゃり出てきましたけど。
何故かブラウンシュヴァイク公が助けてくれたんですよね、何の見返りもせずに。
陛下にまで頼んでくれたし、何でなんだろう?不気味だね、あとで凄い見返り要求されたりして。
まあそれはおいといて、鉱山の開発や惑星の開発が出来る様になり。
ジークやラインハルトのお父さん達も家に勤めて貰いました、
ジークやラインハルトも工業系高校行って手伝ってくれるっていってくれます。
それにラインハルトのお父さんも、仕事をする気になってくれたようで、
頑張ると言ってくれています。
アンネローゼもお手伝いしてくれるそうです。
何れ、星の環境が整ったら、彼方へ家を建てて、星民1号、2号とかに成ってもらうつもりです。
絶対徴兵には取らせないぞー!!
何よりこれからが楽しみです。
帝国暦479年1月
■オーディン ブラウンシュヴァイク公爵邸
この日、ブラウンシュヴァイク公爵家では、当主オットーが有る人物と会談していた。
その人物は、70台を越えたであろう、白髪の老人だったが気品のある人物で有る。
「父上、お元気そうで何よりです」
「オットーよ、今回はご苦労で有ったな」
「いえいえ。リッテンハイムの奴にも一泡吹かしてやりましたからな」
「しかし、驚きましたぞ。父上からのカミングアウトは」
「まあ、色々とあったからの」
「14年前の事だったとは」
「あの娘《こ》も大きくなって、あれほど知恵をつけるとは思わなかったわ」
「ほんに、驚くべき知恵ですな」
我が家で育ててはああは、行かなかっただろうな。
「オットーお前の妹として認知してやるわけには行かんが、儂に免じて影から助けてやってくれ」
「父上お手をお上げください」
「我がブラウンシュヴァイクの血を引くのです。何れは世に出してやらねば成るますまい」
「それに、女でありながら、あ
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