教員研修のヴァルキリー
婚約者同士の密会×ヴァルハラ神々の若返り
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眠れたか?」
「はい。にしてもこのような形で故郷へ帰れるとは思いもしませんでした」
「ロスヴァイセにとってはそうなるのが普通だろうけど、俺らにとって取引相手と見ている。ま、今回は完全に抜き打ちとして行くけどな」
朱乃とロスヴァイセはパジャマから秘書服へ着替え終えて、早い朝食を済ませてから外に出ると日の出が眩しい。昼食は治安維持部隊と共に鍛錬後ヴァルキリーらと一緒に食べてるとな。外に居るのは国連軍北欧支部治安維持部隊司令官と隊員達、そんで俺らが連れて来た護衛者と共に敬礼してた。ここからは徒歩だしな。
「全員敬礼!休め!改めてようこそお越し下さいました、零社長」
「うむ。全員ご苦労さん、俺らの護衛者と共にヴァルハラへ案内してくれ」
との事で俺らと治安維持部隊はワープゲートへ通るが、人間界と神々の領域の中間地点までが直通で行けるようにした。そこから先はアポや通行書が無ければ通れない巨大な門があるけど、今回は抜き打ちだと知ってるのは軍神テュールと限られたヴァルキリーだけだ。アース神族が集結している部屋前までの案内も軍神テュールな。
「ようこそいらっしゃいました、零社長。それとも創造神黒鐡様の方がよろしいでしょうか?」
「今の俺は蒼い翼社長兼CEOだから前者で頼む・・・・それとオーディン達には気付かれていないよな?」
「私の信用出来る部下なので問題ありませんし、司令官との密約により来る事は知らされておりません。元戦乙女のロスヴァイセがここに来ている事もですが、転生悪魔になったと聞いてましたが『ロスヴァイセはハイブリットになったので、自動的に半神半魔だが半神の方が強く出てるが』なるほど、ここまで強くオーラが出てるのも納得します」
「そういう事になりますが、改めてお久しぶりでございます。テュール様」
ロスヴァイセが元々半神だと言うのに今は増々半神の力が強く感じるらしく、念話でもう少し封印処置をしておけと言っとくとオーラが弱まった事で上手く行った。と同時に久し振りに会ったからか挨拶してたが、軍神テュールは上司に近い関係だったがロスヴァイセはオーディンを見ても恨みは無い。元護衛者でありながら、随分前だと襲い掛かった事も。
「ロスヴァイセ、元上司と話すのも良いが俺達の目的を忘れるなよ」
「あ、すいません。久々の故郷なので・・・・テュール様、私よりも零社長の案内を頼みます」
「久々だったのでつい、さて本題に入りますが私以外の面々は食事中であります。疑われないよう人間界治安維持部隊を迎えに行くと伝えておりますし、何よりオーディン様達の驚く顔を見てみたかったので」
「軍神テュールとあろう者も悪い癖が俺似だぞ。まあいいとして、見事な扉だがここから先にアース神族が揃ってるように見える
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