教員研修のヴァルキリー
婚約者同士の密会×ヴァルハラ神々の若返り
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アス達は納得してない様子だが、居残り組が説得すると言う事で送迎車に乗って学校へ出発。サーゼクスにロスヴァイセをハイブリッドにしたと報告後、俺ら海外出張組をいつも通り出席扱いにしてくれと頼んだ。
俺が北欧に行く事も知られてるらしく、出発時刻まで暇なのでソファにて本を読んでいた。バラキエル達の荷造りが出来たのか、国連軍日本支部にある基地へ向かって俺が運転する車に乗り込む。到着後、俺ら以外の車両に護衛三人を乗せている。車両二台だが北欧側に一台あるが、主に道案内として用意させた。スペースブリッジを使った転移だが、日本時間で北欧は現在深夜となっている。
「北欧は現在深夜なのでは?」
「まあな。時間はマイナス七時間差があるし、あちらは冬だけど俺らの服装は外見では分からない機能が搭載されている。豪雪地帯であろうと灼熱地帯であろうと俺らは暑くなければ寒くもないよう調整されている。エアコンスーツと呼称されていて、着用してる者の気温調節をしてくれる優れ物だ。各地域でも同じ服装のまま活動するからには、この機能搭載されている服は蒼い翼だけが知っている技術さ」
「だから私達の車に乗る時に暖房を付けないのですね。蒼い翼の専売特許ですか」
「蒼い翼社員や国連軍もエアコン機能を持った服を着ている。そろそろ行くんで護衛車は俺らに付いて来い」
「了解です」
上空にスペースブリッジが開かれて、俺らの前にクリアロードが現れた。透明な道だがスペースブリッジ行きなら自動的に出現し、俺らの旅先を祈ってくれるが潜ると北欧へ到着した。深夜で雪が降っているが国連軍北欧支部に居る治安維持部隊、朝になると同時に俺らも一緒にヴァルハラに行く。
スペースブリッジについて朱璃とゼロが軽くバラキエルに説明したが、エアコン機能を持つ服もアザゼルが研究したがりそうだ。
「さて国連軍北欧支部に着いたが、今は深夜なので軽く仮眠をしよう。朝になると治安維持部隊と共に行かせてもらうが、オーディン一同のアース神族も知らされてない。抜き打ちの意味が無いしな」
「時差ボケ対策には良い事ですが、朝になると同時に一真さんの事を零社長とお呼びなさいな。公私混同しない為でありますから」
そう言って俺は上官室に行き仮眠を取るが、朱乃とロスヴァイセと共にな。バラキエルと朱璃には悪いが、一応護衛も兼任させているんでな。野郎と一緒に寝たくないってのが、俺の唯一の我が儘である。
半神半魔なので神々の領域に余裕で入れるが、北欧神話ではアースガルツはアース神族の王国だ。ヴァルハラは主神オーディンの宮殿であり、朝食と夕食はアース神族全員で食事をしていると北欧支部の司令官と軍神テュールから聞いた情報共有させてる。
「おはようございます、一真さん」
「おはよう朱乃とロスヴァイセ、よく
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