教員研修のヴァルキリー
婚約者同士の密会×ヴァルハラ神々の若返り
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で判断するしかないな」
「ありがとうございます、まさか我らを若返りさせるとは。これこそ創造神しか出来ない技。私はロセの婚約について認めるしかありません」
「だってさ、ロスヴァイセ。よかったな」
「はい!」
俺とロスヴァイセの婚約は正式に決まった事だが、ロスヴァイセの両親はここに居ないので代わりに使者が伝えてくれるそうだ。昼から治安維持部隊と戦乙女との演習見学した俺達、無論俺らの部隊に不老不死だとテュールに伝えると納得していた。
今まで疑問だった事もあり、強さも戦乙女以上との事。今度は戦乙女も若返りさせたのか、昨日までの動きではないと称賛してた。演習終了後、オーディンに一人で来るよう言われてたのでな。
「オーディン様、零社長をお連れ致しました」
「入るがよいじょい」
侍女達もついでに若返りさせたのか、オーディンの声音が何時もと違うと言ってた侍女達。オーディンの好みである若い娘になったからか、終始上機嫌になるオーディンを見るのは初めてだと。部屋に通された後、俺と密会する為に人払いの結界をな。
「サプライズすぎて儂も嬉しいじょい、じゃがその力は間違いなく創造神の力。だけどのぅ、何か気掛かりなんじゃよ」
「北欧神話の主神でも引っかかる事があるのか、まあそうだろうな。俺がこの世界を創った訳じゃないから」
「この世界を創ったのは、一真、お主が創ったのではないのかのぅ?」
「俺がこの世界に来た時には既に神話が創られていたし、オーディン達各神話の神々と容姿を創ったのは前代創造神の好みらしいぞ」
「創造神にも前代がいるのか、それで?前代の始祖神はどんな姿をしておったのじゃ?」
オーディンの疑問に答えてやったが、やはりと言うか終始納得してたらしい。容姿は若い女性でも本来の姿はアスラクラインの鋼、俺が行くと必ず前代創造神鋼からバトンタッチされる。で、この世界をどうするかは破滅へ進むかハッピーエンドに進むかの二択。
次来たら欲しい物あったら聞いておくと告げる俺、オーディンはエロ本にアダルトDVDと再生する為のHDDと最新型のテレビ。北欧は機械がどれも古くて、俺曰くどれも時代遅れの機器だったから。ヴァルハラで一泊したけど、夕食はいつもより豪華になっていて酒もいつも飲んでるのより美味しかった。
ヴァルハラに居るヴァルキリーと模擬戦したらしいが、断然朱乃とロスヴァイセに敵わず瞬殺されたと。人間界に戻るとその足で今度はギリシア神話へ向かう事にしたが果たして反応はどうかな。
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